横浜マタタビバージョンのFUNI WORLD

おバカショート劇場。

FUNI WORLD (10)


第、303話  胸のドキドキ (2005.04.17)


私と言う女、機械との相性がすこぶる悪い。

携帯変えれば説明書に生き埋めにされる夢にうなされ・・

MP3プレーヤを手に入れた日から、手のひらに隠れてしまう恐ろしさに震え・・

HDDレコーダーなるものを買ったら最後、毎日のマッサージ屋通いは避けられそうになく・・

奴に『好きだ』なんて突然言われた日からは、奴の発する言葉のすべてを解読仕直す毎日・・

ん、、べつに奴がHDD内臓の分厚い説明書付きだなんてことは、

たぶん、おそらく、けして、ないとは思うのだけれども・・

どうも、私と言う女、機械と奴との相性がすこぶる悪い。

初めてのデートの前日、着て行くべき服の候補生共に生き埋めにされる夢にうなされ・・

デート当日ともなると、奴のデカ手のひらに私のちっちゃな手が握り潰されるのではないかと震え・・

奴が神をも恐れぬ初チューを奪いに来ようものなら、即座に私の肩はバキバキの硬直状態・・

もしやと思い奴に「HDDレコーダー買ったらうちのテレビに繋げてくれるぅ??」

奴は即座に「いいよぉ〜♪゜゜」

私、「説明書の説明もしてくれるぅ??」

奴、「もちろ〜ん♪゜゜」

私、「機械、得意ぃ??」

奴、「得意♪゜゜得意♪゜゜」

・・納得。

私と言う女、機械との相性がすこぶる悪い。

でも、この胸のドキドキをいつも運んで来てくれる、

機械好きで私好きのこの人間に関しては、専ら私が手懐けていたり、

そんな奴が私んちの機械を手懐けていたり、だったりの昨今 o(^-^)o だったり。


第、302話  晴れのち ふぅε=( ̄o ̄;A (2005.04.10)


デートから帰って来るなり・・

「やっぱり我が家が一番ねぇ〜」

・・ってのも、どうかと〜? ・・わたし。

これはもしや、別れの兆しかぁ??

奴に飽きて来たのか??

倦怠期なのかぁ〜??

笑顔で手を振って「バイバイ」

心のどこかで無意識に 『永遠にねぇ〜』

・・だったり;;;

だ、大丈夫かよ、この交際 (;゜〇゜)

そんな時に奴からメールで "たのしかったね ○( ^◇^ )○"

そんな奴にわたしから返信 "ええ、とっても ○(*^◇^*)○"

「**********」

↑《問題》その時、わたしがつぶやいた言葉を埋めろ!

///タイムオーバー///

↑《正解》「やっぱりダーリンが一番ねぇ〜☆」

・・で、よく、考え直してみました。

う〜ん、なんだろう。

・・わかんないから風呂でも入るかなぁ、、どっこいしょっと〜。。

ん、、(||||▽ ̄*)

年齢くってきたってことかい、おいおい・・ハハハヾ(〃゜〜゜i〃)

で、10年付き合ってて未だお嫁さんにして貰えないってどうなのよ O(`ヘ´#)"O

まさか、今更わたしを捨てたりなんてしないでしょうね,,,(((( 恐ぁ ̄・ ̄ノ)ノ

そんな時に奴からメールで "あいしてるよ ○( ^◇^ )○"

そんな奴にわたしから返信 "ええ、わたしも ○(*^◇^*)○"

「**********」

↑《問題》その時、わたしがつぶやいた言葉を埋めろ!

///タイムオーバー///

↑《正解》「書類手続きで示せよ、コノヤロー!!」

以上、デートから帰って来るなりの最近の恒例行事でしたヾ(=´・エ・`;=)

ところで今日奴が『帰ったら見ろよ』って、よこしたこの封筒の中身って〜??

・・・・・・婚姻届用紙ヾ( 。_。*)))

そんな時に奴からメールで "で、記入してくれたかい ○( ^◇^ )○"

そんな奴にわたしから返信 "・・ええ、もちろん ○(*^◇^;*)○"

「**********」

↑《問題》その時、わたしがつぶやいた言葉を埋めろ!

///タイムオーバー///

↑《正解》「婚約指輪が最初だろ、コノヤロー!! ダイヤモンド・カモ〜ンゞ(^o^ゝ)


第、301話  限りなく不思議 (2005.04.03)


友人からのメールに片思い中の彼の名前が飛び入り出演中ぅ!>(^0^ *) キュン

”聞いて、聞いて、○○さんが彼女とデート中に、 ・・だってさぁ”

え゛、、彼女!?、、初耳・・ で、悪友殿は当たり前に知ってたんかい。

なんじゃ、そりゃ ヽ(。_゜)ノ

まぁ、それはそうと小腹へったなぁ っ°、。)っ

カップみそラーメンでも喰うかな。

え、、失恋したてなのにこの食欲って ??

そうね、、あんなに恋い焦がれてたひとなのに、へとも想わん。。

限りなく不思議。 なぁ、自分よ? ( ・_・)σ)゜_゜) あいよ!

ちょいと冷静に考えてみたら、、・・いや、だって、なんてことないことなのよ。

だって、わたしが恋い焦がれてたひとはね、、

わたしを愛してくれているはずだったあのひとなんだ。

わたしがあの日、転んで肘擦りむいた時に、

わたしのことが好きなはずだから、

わたしを心配してやさしく声掛けてきてくれたあのひと。

わたしを見詰める時のあの眼差しは、

わたしへの想いと切なさで潤んでいるはずだったあのひと。

いつの日か告げ合い抱きしめ合うはずだった、ふたり。

だから、心の中にわたしがいないあのひとがどこの女とデートしようが、

どこの柴犬と羽飾り付けてサンバを徹夜で踊っていようが、

わたしの小腹は幾度となく限りなく未来へと減り続けるわいヾ( ゜゜)( 。。) うん

そんな事でイチイチ動揺していられますかってんだ (◎`ε´◎ ) うん

さてさて、そろそろカップみそラーメンが3分経過かな、、 ん、、15分経過;;

いやいや、だって、わたしったら柔らかめの麺が好きなんだもん_(`。`;;)

よしよし、それではキッチンにお湯を捨てて、、 ・・っと。 ・・わあぁ!!!

あれ、動揺してるかい、自分 σ(゜゜)

・・だって愛されてなんかないんだよ、自分。

・・だって想われていなかったんだよ、自分。

涙零れたりせんだろ、普通 (ノ_<。)

やっぱ、限りなく不思議。 なぁ、自分よ? ( 。・_・)σ)゜_゜。) あいよ!

あぁ、もう、折角のカップみそラーメンがキッチンにドバーっと (ノ_<。)。oO

・・って、?? こっちの涙だったんかい、自分 (°o゜*)\バキッ


第、300話  好きな香り (2005.03.26)


"何かが足りないんだ" と思った。

三食、ごはんはしっかり食べてるし。

野菜だってもりもり食べているんだ。

ビタミンのバランスだって考えている。

女の子なんだから美容にもちゃんと気をつかっているんだ。

もっとも普通に生活している。

いままでとなんらいっしょだよ。

休日ぐらいしっかり細かい所までお部屋を掃除。

お風呂もおトイレも念入りに掃除。

たまった洗濯物もお片付け。

晴れた空の下、ベランダに出て深呼吸。

そんな午後は買い物にも出る。

春になったんだから、新しい服だって欲しい。

デパートで化粧品売り場の横を通ると、サンプルの香水を楽しむ娘たち。

はずかしがりやのあなたが顔を赤らめて私にくれた、あの香水の香り。

・・なんだか気に入る服は見つからなかった。

今年の押し売り流行とかには馴染めないかも知れないと思った。

うちに帰ってから、去年の春物をひと揃え出した。

さよならをしたはずの、あの香水の香り。

箱から出して部屋の中に軽く散りばめた。

ひとこと、あなたのなまえをフルネームで呟いてみた。


第、299話  ラッコみたいに (2005.03.20)


あなたをお腹の上に抱き乗せて硬い物で頭をポカスカ殴ってやりたい!!

いやいや、完全犯罪殺人計画なんてんじゃないんだけれど・・ヾ(´o`;A

とは言え、片思いごときで殴られていたんじゃ誰もがたまらないだろうけれど・・

でもね、私は、ね、、

” あなたの彼女の自慢話聞き役派遣任務でばんざぁ〜い ”

・・じゃないのよ、ちょいと!!!

告白なんて、夢のまた夢じゃないか・・ こんな毎日じゃ・・ さ。。

そうよ、口が裂けても告白なんて出来るものかぁ! 好きじゃぁ>o(ロ≦〃*)

だから・・ ラッコみたいに・・

あなたをお腹の上に抱き乗せて硬い物で頭をポカスカ殴ってやりたい!!

そして、あなたの脳味噌の中からあなたの彼女への想いだけをほじくって・・

いやいや、完全犯罪殺人計画なんてんじゃないんだけれど・・ヾ(´O`;A

あなたと会話出来るプチ幸せに胸が締めつけられる苦しみがもれなくおまけ付き。

帰り道、雨の中、私の傘に『ちょいと入れてってくれよ〜』って、当たり前な態度。

相変わらず親しげに・・

そんなあなたとの時間の波は岩場の海岸に打ち寄せられて出来た泡 oO○

冷たい風と海に今日もぷかぷか浮きながら揺らされながら・・

私はラッコ。 心の中を絶えず毛繕い。


第、298話  うさぎの観察日記 (2005.03.13)


僕のクラスには、うさぎがいる。

教室の、校庭が見える窓側後方。

白くて小っちゃくて人見知りで・・

なんだかいつもさみしそうで・・

そんなうさぎが恋をしたみたいで・・

「ねえ、A組のよし君、また二股かけてたのバレたみたいで大変らしいよ」

「実は三股も四股もかけてんじゃないのぉ・・」

クラスで飛び交う噂?話。

うさぎの耳がぴくぴく動く。

それでも校庭で体育の授業を受けている"よし君"に釘付け。

うさぎの耳にはよくない噂ばかりが毎日飛び込んでゆく。

今日も赤い瞳(め)をして"よし君"を探す。

なんだか"よし君"に惚れてるのがこの所クラスではバレバレで・・

それにも気付かず、相変わらず、ひとりぼっちな、うさぎ。

まったく困ったうさぎな娘(こ)だ。

このクラスに・・ この学校に・・ きみは来たばかりだから知らないんだ。

"よし君"って言う奴は本当にプレイボーイなんだぜ!!

そんな奴に惚れてたって、きみは幸せになんてなれないんだぜ!!

きみは好きなひとを探すより、きみを好きなひとを探したほうがいい。

誰よりもきみを大切に想っているひとを・・

出来れば、むさくるしい男子連中には適当に顔が広い僕が誰か紹介してあげたいが、、

誰がいるんだ。 安心してきみに紹介出来る・・ きみを大切に想っているひとって・・

名乗り出て来いよ!悪いようにはしないぞ!僕の保証付きでキッチリ紹介してやるぞ!

でも誰がいるんだ・・ 善く善く僕が知るわけないじゃないか・・ 僕が・・ 僕が・・

僕が・・

数日後の朝。

教室のベランダ。

「おはよう、紺野佳奈さん」

紺野佳奈はちょっとだけ驚いたように僕を見上げた。

「転校して来た時は、きみは先生に後押しされて、みんなに自己紹介してたけど、

きみは僕のことは、まだ、ほとんど知らないだろ」

紺野佳奈はちょっとだけ不思議そうに僕を見上げている。

「僕は松崎康太って言うんだ。・・ずっと、よろしく」

紺野佳奈はちょっとだけ顔を赤らめ僕を見上げていた。

・・この娘(こ)が、僕の大切なうさぎ。

いつのまにか僕の心の中に住み着いていた、うさぎ。


第、297話  夢で逢えたらいいな (2005.03.06)


現実に存在している"あなた"と夢で心地好く見詰め合い目覚めたりすると。。

会社に出社するとあなたが・・

「よっ! お・は・よ〜♪゜゜ いい夢見たかぁ〜!?」

ドキっぅ! ドキドキっぅ!!

・・ちょっと、びっくりするじゃないのさ、、夢で出て来たの、ほ、本物(;´艸`*)

(・・いい夢だったわよぉ、ダーリぃ〜ン (o⌒.⌒o) ) ・・なんて

「おれ、アホな夢で目覚めちまって寝起き最悪なんだよなぁ、、」

あ、、 ・・そうヾ(°-°A)`` ・・それでヾ(°o°A)``

でも、どうせなら同じ今日と言う朝を心地好く目覚め合いたかったかなぁ (*゜o゜*)ポッ

たとえば、まったく同じ夢をお互い見たりとか(^m^)ししし

・・て、ほんとに同じ夢をお互い見てたりして (||||▽ ̄)

わたし→あなたと心地好く見詰め合い目覚めて幸せな朝・・

あなた→わたしと迷惑に見詰め合い目覚めて最悪な朝・・

・・い、いや、迷惑なら朝、挨拶なんてしてくれないわよねぇ``r(^^;)ポリポリ

はぁ、せつないヽ(。_゜)ノ せつないヽ(。_゜)ノ せつないヽ(。_゜)ノ

・・で、でも、もしかしたら同じ夢で、、

あなたはわたしが目覚めたより先の物語を見ていて、、

見詰め合った後・・ 抱きしめ合うふたり・・

そして、ふたりのくちびるが・・ くぅちびるがぁ・・ くぅちぃびぃるぅがぁ・・

その時、あなたの口から総入れ歯がボロっと外れて・・ そして・・

『おれ、アホな夢で目覚めちまって寝起き最悪なんだよなぁ、、』ヾ(゜-------゜)ノ

いいのよいいのよ、マイ・ダーリンったら〜ん。。 夢の中の話じゃないのさぁ。。

・・だったりしてヾ(*;^◇^;*)ノ彡☆ ぎゃははは♪゜゜

もしくは・・

見詰め合った後・・ 抱きしめ合うふたり・・

そして、ふたりのくちびるが・・ くぅちびるがぁ・・ くぅちぃびぃるぅがぁ・・

その時、うちの職場のお邪魔虫課長が"白鳥の湖"を踊りながら現れ・・

『おれ、アホな夢で目覚めちまって寝起き最悪なんだよなぁ、、』ヾ(゜〜〜〜〜〜゜)ノ

・・ぎゃははは 8(^∇^*8)(8*^∇^)8 ぎゃははは

はぁ、せつないヽ(´へ`)ノ せつないヽ(´へ`)ノ せつないヽ(´へ`)ノ

でも、いったいどんな夢見たんだろう。。

「ねえ、そのアホな夢ってさぁ、どんなん夢見たのぉ??」

「ん、、いやね、夢におまえが出て来てなぁ」

ぎゃぁあああああ、やめてやめてやめてやめてやめて、ドキドキっぅ!!

訊くんじゃなかった・・ 訊くんじゃなかった・・ 訊くんじゃなかった・・

「おまえが"白鳥の湖"を踊りながら口から総入れ歯をボロっと・・」

「・・何を勝手な夢、見てんだよ」 (o# ̄∇ ̄)=◯)`。・; )


・・てな夢で目覚めた朝。。

会社に出社するとあなたが・・

「よっ! お・は・よ〜♪゜゜ いい夢見たかぁ〜!?」

わたし「貴様が出て来て、やな夢・・」

あなた 「ガ〜〜〜〜〜〜ン (〜。◇°;〜) 」

ん、、ちょっと、今、、ダーリンったら、、

"ガ〜〜ン"しなかった?? "ガ〜〜ン"しなかった?? "ガ〜〜ン"しなかった??

好きでいいのぉ?? 惚れてていいのぉ?? 夢でチューしていいのぉ??

あなた 「おまえの夢なんかに出没しちまったか・・ 不覚だ・・」

・・どう言う意味よ (o# ̄∇ ̄)=◯)`ν゜;) ・・ん、、正夢だったか!?


・・てな夢で目覚めた朝。。

ダメだ・・ 現実ぐらいあなたに優しくしとかなくちゃ。。

「よっ! お・は・よ〜♪゜゜ いい夢見たかぁ〜!?」

あら (o# ̄∇ ̄)=◯)@゜▽゜;) なんで

・・ご、こめん、、夢で殴る習慣ついちまってたみたい m(。_。;)m


第、296話  恋愛攻略大作戦 (2005.02.27)


きみと逢える同じバイト先。。

たとえば、きみが今日も向こうからやって来て『おはよう』・・って、、


---□■□ シュミレーションおっ始め □■□---

「実はぼくは毎日きみのことばかり考えているんだぁ」

「ほんとぉ〜?」

「きみが水槽の中で金魚と踊ってたら楽しいなぁ、とか」

「きゃぁ〜♪」

「きみがアルマジロに跨がってレースで優勝したら楽しいなぁ、とか」

「すてきぃ〜♪」

「きみが親カルガモの後ろを歩く子ガモに交じって行進してたら楽しいなぁ、とか」

「しあわせぇ〜♪゜゜」

---□■□ シュミレーション終了 □■□---


・・よしよし、大丈夫、これなら告白出来そうだ。。

もしかしてこのままプロポーズしちゃっても・・


---□■□ 再びシュミレーションおっ始め □■□---

「将来、ガメラに育つ子供を産んではくれないかい」

「ええ、何匹でも〜♪゜゜」

---□■□ 再びシュミレーション終了 □■□---


いけるいける。。

やっぱ、思い切って告白したもん勝ちだな、こりゃ。。

そうだ!プレゼントも何かいるなぁ・・


---□■□ 三たびシュミレーションおっ始め □■□---

「これ、きみのために買ったんだ」

「なにこれ」

「紙芝居屋さんセット」

「黒光り自転車もついてるのね」

「いつでも紙芝居屋さん気分になれるよ」

「だいすきぃ〜♪゜゜」

---□■□ 三たびシュミレーション終了 □■□---


やったぁ!! 完璧だぁ!!

これなら、恋愛攻略本を自主出版しても、飛ぶように売れるかも。。

よし、大至急プレゼントを発注しとかなければ・・

きっと、これからのぼくには明るい未来しか用意されてないに違いない。。

だって、きみみたいなステキな娘(こ)と知り合えて、こんなにきみを大好きなんだから・・

「え、、誰がステキな娘(こ)だってぇ (^_^*)3 」

「わぁ、そこにいたのぉ〜、、あのぉ〜、、あのぉ〜、、ぼくはぁ、、」

「ステキな娘(こ)って、あ・た・しぃ??」

「・・あい (゜O°ゞ」


結局、偶然耳にされた "ひとりごと" で交際スタート。。

シュミレーション、なんだったんだ;;

・・ガメラ、産んでくれるかなぁ〜♪゜゜


第、295話  万引きは犯罪 (2005.02.20)


雄太くんが今、私の下駄箱にラブレターを入れていったのを目撃・・

さすが、おばあちゃん子の雄太くんだ。。

使っている携帯も "ツーカーS" だし・・

いつも、こめかみに梅干貼ってるし・・

動物と会話できるし・・ 地震を予知するし・・ 宇宙人を呼べるし・・

今時、下駄箱にラブレターなんて、、でも (*゜o゜*) ポッ

さて、、誰にも見られないうちにこのラブレターを・・

わっ!! 生活指導のなぎなた先生だ。。

・・行ったか?? ・・行ったな。。 ・・ふぅ。。

なんだか、万引きでもしているみたいだなぁ。。

《注・万引きは歴とした犯罪よ (`_´)b 》

よし、ラブレターをゲット!! 逃げろ逃げろε=ε=┏( *・_・)┛

廊下を挙動不審歩いていたら向こうから雄太くんが・・ きゃ ε=ミ(ο__)ο ふせろ

このまま歩伏前進・・ 歩伏前進・・ 歩伏前進・・ 「よう、何してんだ」

「きゃぁあああ〜〜〜 o(゜▽゜@@゜▽゜)o 雄太くん」心臓ばっくんばっくん〜*@@

「ほ〜ら、ボール投げたよぉ、取っておいでぇ〜」

わんわんわん ●))⊆^U)┬┬~...ε=ε=ε=┏( ;・o・)┛

・・まったく、急に出て来ないでよぉ、、心臓ばっくんばっくん〜*@@

よし、このへんでこっそりラブレターをチェック o(〃^▽^〃)o

「ほら、ボール (o⌒.⌒o) ●」 わぁ!!! 「ほ〜ら、大好きな芋だよ〜」

(_・*;;Ξ≡@Ξ≡@Ξ≡、、 うきいーε≡Ξ≡Ξヽ@(o・ェ・)@ノ θ

よし、このへんでこっそりラブレターをチェック o(*ё_ё*)o

「もっと芋くれ (☆ ̄〜; ̄☆)」 わぁ!!! 「ほ〜ら、ころころころ〜◎」

◎)))o(=^-^=o) にゃんにゃん ε= °*・°:* ヘ(;^^)ノ

よし、このへんでこっそりラブレターをチェック ε-(´o`;A

「(ノ=´ー`=)ノ((◎ 」 わぁ!!! 「ほ〜ら、おまえのラブレターぁ」

◇彡彡((:D)=SS〜〜〜、、 (°°;) ええっ;;;

「・・・・・;;」( *・_____・)σ◇ ヾ(゜___゜*)「・・・・・;;」

もじもじ o^。^*o)) ((o*^。^o もじもじ

《注・万引きは歴とした犯罪よ (`〜´)b 》

・・なワケよ、☆彡(*^。^人^。^*)彡☆ 【完】


第、294話  目覚ましが鳴る時間 (2005.02.13)


はっ!学校ぅ!! ・・ん、、今日は休みか〜( ^.^)( -.-)( _ _).。oOO

違う!!! うがい・手洗いはとっても大事 ( `_´ )b

・・え、、ちょっと頭整理ヾ(・・∂=)

そうよ、起きなくっちゃ (* ̄。 ̄*)ボ〜〜〜ッ

豆まき (/^O^)/≡・。゜・。・o゜

・・ん、、こないだやったじゃん。。 まいちゃったし。。

そうよ、しっかり起きなくっちゃ (@ ̄。 ̄@ )ボ〜〜〜ッ

で、、 ・・なんだっけε=ε=( ──―───―・── _____ ─―──・─ )ゞ

わたしはサーカスの曲芸師よ♪ いつもより多めに回っております 8(^∇^88^∇^)8

・・ん、、夢、、幻、、四次元、、こけこっこ、、朝、、

はっ!学校ぅ!! ・・ん、、今日は休みか〜( ^.^)( -.-)( _ _).。oOO

違う!!! 風邪予防にはビタミンAとビタミンCよ ( `_´ )b

まって、今ちゃんと起きるわよ ``r(^^;*)ポリポリ

まずは顔を洗ってと、、(=^ノ・^=) ごしごしぺろぺろ

ラジオ体操第一!よーい! お尻を大きく上にあげて背伸びの運動!ごろにゃん。。

・・ん、、わかったぁ思い出したぁ o(*ё_ё*)o

ここんとこ庭に迷いこんで来る野良の猫ちゃんに朝食あげるんだったぁ d(@^∇°)/

「そうか、よしよし、う〜んとおたべ 」ゞ(^o^*ゝ)

さぁ〜てと、、二度寝 (o⌒.⌒o) しあわせ〜♪゜゜

おやすみぃ (_ _).。oOO ・・って、違うぅう!!!

今日はデートだデートぉヾ(・_・;*)_・;*)・;*) *)

やだぁ、ファンデがスムーズにのらないわよ、ちょっとぉヾ(;´▽`A``アセアセ

よし、裏技の、"半光沢ニッケル下地めっき" でここはひとつ。。

その上からファンデがこんなにスムーズに、、(*^ー゜)v 指の股

さぁ、出掛けるぞぉ ==((( (/* ^^)/ ==(((っ・。`#|壁 べちゃ

「・・・・・・」

はっ!学校ぅ!! ・・ん、、今日は休みか〜( ^.^)( -.-)( _ _).。oOO

違う!!! 風邪に負けない元気な体を ( `_´ )b

≪ ジリリリリ〜ン ジリリリリ〜ン ジリリリリ〜ン≫

ん、、朝ぁ!? わたしはサーカスの曲芸師よ、こけこっこヽ(゜◇゜ )ノ

違うじゃないよ、、我が愛用のキュートな黒電話ちゃんの呼び出し・・

『おーい、デートまたすっぽかしかぁ〜』

「o(~▽~*o)・・・ダーリン・・・(o*~▽~)o」

さぁ、出掛けるぞぉ ==((( (/* ^^)/ ==(((っ・。`#|柱 べちゃ


第、293話  硝子の記憶 (2005.02.06)


小さい頃、大切にしていた硝子細工を落として壊してしまった時、

その欠けらが一つひとつキラキラしてて宝石のようで、

なんだか捨てられずに大切に拾った欠けらを箱の中に仕舞いこんだ。

二十歳も過ぎた今になってもその箱の中の欠けら達は私の部屋に私とセットで存在している。

砕けてしまったって、まだ輝いている宝物。

この箱の中には実は他にもいろいろなガラクタと化した硝子細工がまだ生きている。

蓋を開ければ数々の思い出が炭酸の泡のように膨らみ溢れてくる。

でも砕けた硝子だから、うっかり触れると切られてしまう。

その輝きをそっと眺めるだけ。

嬉しかった思い出でも・・ 辛かった思い出でも・・

時間(とき)が過ぎて今見る輝きは、優しく暖かく見詰める事が出来る。

・・つい ・・こないだ、壊してしまった"硝子細工"がある。

でも、この"硝子細工"の欠けらは箱の中に仕舞いこむことは出来ない。

いつか時間(とき)が過ぎて見る輝きは心の中にだけ・・

その欠けらは一つひとつキラキラしてて宝石のようで、

でも砕けた思い出は、うっかり触れると切られてしまうから、

心の中で転がっていられると、私の心の中は既に傷だらけだけど。

今は蓋をしっかり閉じて、、今は蓋をしっかり閉じて、、

涙に濡れてしまわぬように・・ 涙に濡れてしまわぬように・・

砕けてしまったって、まだ輝いている宝物。

だけど今は目に触れないように、、だけど今は目に触れないように、、

涙が零れて濡れてしまわぬように・・ 涙が零れて濡れてしまわぬように・・

記憶が確かなうちに、曇らせて汚してしまわぬように・・


第、292話  綺麗になろう! 大作戦 (2005.01.30)


"綺麗になろう!" が、合い言葉なのよ。。

わたしとσ(・_・ ) ・・えぇ〜と、、わたしσ(・_・;)

あ、あのさ・・

片思い盛り上がり〜?中のわたしと v(^o^*)v その片思い応援中のわたし v(^o^")v

・・そうよ!!不細工のあがきとでも言えばいいでしょうよ_(`。`;) ふん

たとえば夜中にドアを乱暴に叩かれて開けると面識のない男から、

『この、どブス』

と、素直な感想を吐き捨てられて面識のない男はその場を去って行きましたとさ。。

・・の様な不細工よ、わたしは (゜ペ;)

"綺麗になろう!" が、合い言葉なのよ。。

たとえば赤子の時にわたしは親から捨てられていたとして、

その親から今更奇跡の感動の連絡があったりして、

再会するなり親から 『この、どブス』

・・不細工よ、不細工よ、不細工よ、わたしは \(*^o)(*^0^*)(o^*)/ シュビドゥワァー♪゜゜

"綺麗になろう!" が、合い言葉なのよ。。

たとえば世界一のホストが目の前に現れてさ・・

本来どんな有様な女に対しても白雪姫気分にさせてしまうような・・

『この、どブス』

・・不細工よ、不細工よ、不細工シュビドゥワァー (〜´ー`)〜 〜(´ー`〜)

ヾ(* ゜゜) でさ、、

なんで片思いなんてしちゃったんだろう・・ わたし。。

(ノ_<。) でさ、、

なんで諦められないんだろう・・ わたし。。

(;´艸`。)。oO でさ、、

なんで打ち明けちゃったりしたんだろう・・ わたし。。

妄想程度で終わらせていれば傷つかなくてよかったのに・・

たってその日は朝の星占いの恋愛運が各局ぞろ目でスロットbPだったんだものぉ、、

シュビドゥワァー (*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°' 

その日からわたしのおめめは毎晩赤くなって・・

おめめだけ、うさぎさんのようにかわいいの・・ バカ・・

でも諦めてなかったりするから、たちが悪い女なのよ、このわたし(^m^)シッシ

"綺麗になろう!" が、合い言葉なのよ。。

ホトボリ冷めたらまた再びこの戦車女の攻撃開始よ〜 覚悟をおしっっ、ダーリン!!

この開き直れる性格だけ、パパンとママンに感謝してんのよ、きゃはは☆彡ヾ(;^◇^;)ノ彡☆

"綺麗になろう!" が、合い言葉なのよ。。

化粧品屋で無料メイクしてもらったらかなりB級のオカマさんになったわよ、女なのに・・

化粧品屋の綺麗なおねーさん、最初から引いてたし・・ 徐々に痙攣してたし・・

でも、開き直れる性格だけパパンとママンに感謝してんのよ (人´O`*) シュビドゥワァー

今日、美容成形クリニックでなんとか格安でのプチ整形の相談しに行ったら・・

『顔ごと取っ替えないかぎり無理!』(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)

・・と、断言されましたとさ。。 シュビドゥワァー w(☆o◎)w ♪゜゜

ダーリン・・ この際、性格突然異常変化にて、妖怪顔フェチにでもなってくんない??

ギャハハハハハハ 8(^∇^*8)(8*^∇^)8 シュビドゥワァー ♪゜゜

・・バカ。。

慣れればきっとおいしくなるねん。 ・・このわたし ( `_´ )b どう??


第、291話  観覧車 (2005.01.23)


「ねぇ、あれ乗ろう〜♪゜゜ 大観覧車ぁ!」

「お、おれたち、無事に帰れるのか・・」

「生還した方々は、いままで沢山いらっしゃるわよっ!!」

「で、でも、空はカラスの縄張りだったり・・」

「いいから乗るわよっ」

「な、中で正座して堅苦しく『いらっしゃいませ』って・・??」

「誰がよ♯」

「若女将・・」

「いないわよっ!いるわけないでしょ!温泉じゃないんだからっ」

「牧草を食べていた牛が突然・・」

「どこでもドアかっ!!!」

「さっぱりわかんない乗り物だよぉ〜」

「わたしはあんたがわかんないよ〜」

「じゃぁ、乗らずに帰ろう。。」

「なんで、、高所恐怖症??」

「うん、ううん、だってわざわざ今乗らなくても、これからの人生、

ふたりで大きな観覧車に乗るようなものだからさぁ」

「それって〜♪゜゜、プロポーズ・・!?」

「お、おれ、無事に帰れるのか・・」

「いやなんかい!!わたしとじゃ!!!」

とりあえず、遊園地の人ゴミの中・・ わたしはコイツに抱きしめられた・・

・・そんな勇気があるんなら一緒に観覧車乗れって、おいおい。。

「観覧車、こわいよぉ〜」

・・そっちかい!!!


第、290話  ハチミツ (2005.01.16)


来ないメールを待っている。

ハチミツを舐める・・

再び、来ないメールを待っている。

再び、ハチミツを舐める・・

おらおら、貴様の彼女がブタになるぞ〜ぉ!!

更に、ハチミツを舐める・・

私が風邪を拗らせた時に奴が持って来てくれたハチミツ。

特大だから、まだたっぷりありやがる。

奴から私への愛の量だと思うとちょっとだけ機嫌が優れる〜♪゜゜

だから、またもやハチミツを舐める・・

来ないメールを待っている。

瓶の底のほうまで届くように、わざわざ、ながぁ〜いスプーンを買って来たんだぞぉ。

ちゃんと、届くように、、 ・・って。 ちゃんと、届くように、、 ・・って。

更に、更に、ハチミツを舐める・・

私が風邪を拗らせた時に奴が持って来てくれたハチミツ。

特大を箱買いして・・ だからまだまだたっぷりありやがる。

奴から私への、あまぁ〜い囁きだと思うと、こりゃまた機嫌が優れる〜♪゜゜

だから、だから、またもやハチミツを舐める・・

おらおら、貴様の彼女が世界ビックリ人間デブスペシャルになるぞ〜ぉ!!

更に、更に、更に、ハチミツを舐める・・

私が風邪を拗らせた時に奴が持って来てくれたハチミツ。

特大を箱買いして・・ 大量に大量に箱買いして・・

イナバァの物置まで私の住むアパートの玄関前に設置して・・

だからまだまだまだまだたっぷりありやがる。

奴から私への、とろける微笑みだと思うと、こりゃまた機嫌が優れる〜♪゜゜

だから、だから、だから、いつまでも、ハチミツを舐める・・

来ないメールを待っている。


第、289話  輝く瞳 (2005.01.08)


去年の暮れの大掃除の時、ヒョッコリと出て来た元カレとのツーショット。

全部、捨てたと思ったのに・・

なんちゃって七草粥も食べたけれど、まだ捨てられずにいる一枚の写真。

この写真に写っている、私を私は好き。

今日、100円ショップで買って来た、わりとかわいいフォトフレームで飾り、

私の小部屋の一部に参加させてみたり・・

新しい恋にでも出逢ったら、新しい"私"に変われるんだろうな、、。

ほろ苦い思い出を、輝く瞳に見詰められながら、

窓を開け、深呼吸をしてみたり・・

ちょっと、背伸びをしてみたり・・


第、288話  雪のお正月 (2005.01.01)


雪が凄いのよぉ!

ダーリンったらお正月なので餅入りキム鍋に入れる餅を買いにひとり出掛けたんだけど・・

まだ帰って来ないのよね・・ (~ヘ~。)。o

突然、関東が雪国と化しているんだもの *・°:*ミミ(。。;ヾミミ°*・°:*

で、メールしたり携帯掛けたりしているんだけど、繋がらないのよぉ。。

・・そ、、、・・遭難、、、 ガ〜〜〜〜〜〜ン(。◇°;)ガ〜〜〜〜〜〜ン

・・ま・さ・か・ねぇ、、

前に一度、海外旅行中に大喧嘩した時に、アフリカの名も知らぬ民族の家の柱に、

転がっていた動物の骨で散々奴の体を打ち付けてひとり日本に帰宅した時も、

うちに入るなり『よ、お帰り♪゜゜』って、先に帰っていた奴から言われた時も・・

二度目の海外旅行中に、谷と谷を結ぶ吊橋からのバンジージャンプ中、脅えた私が、

まだ命綱を装着していない奴の体に泣きながらしがみつき、

見事な投げっぱなしバックドロップで奴の体ごと橋からジャンプ・・

私、命綱にぶらぶら、ぶら下がりながら、谷底に消え行く奴の姿に、

『さ・よ・な・ら』って、つぶやいた時も・・

日本に帰宅し、うちに入るなり『よ、お帰り♪゜゜』って、奴から言われた。

そ、そんな不死身なお茶目ちゃんのダーリンが、まさか遭難なんて !!!

よぉ〜く、思い出してみよう・・

※※※※※※※※※※記憶※※※※※※※※※※※

「じゃぁ、買いに行って来るよぉ」

「いや、私も連れてってぇ」

「おまえは鍋の準備しておけよ、すぐ帰ってくるからさぁ」

「やだやだやだやだやだやだやだやだ、一緒がいいぃ! (o* ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)★」

※※※※※※※※※※記憶※※※※※※※※※※※

「・・・・・・玄関先で、私、奴をど突いた・・?????? ん、、」

玄関を開けるとそこは軽く雪国だった (行き倒れ成人男性ひとり分の雪盛り上がり付き)

そうかぁ〜♪゜゜不死身なコイツも、雪が弱点だったかぁヾ(^◇^)ノ彡☆ばんばん!

ウルトラセブンかぁ (*^m^*)シッシッ

な、訳で、うちから5分ほどのスーパーへ、足下気を付けながら、

ふたりして仲良く、餅入りキム鍋に入れる餅を買いに出掛けましたとさ〜♪゜゜

・:,。★\(^-^ )♪みなさんあけおめ♪( ^-^)/★,。・:・


《お正月特別付録ショート付きだよ〜↓ヾ(=^・^;=)))))) 》


お正月特別付録 〔過去、某投稿サイトに投稿した作品 (10/13/2001.updated)〕

第、287話  君の声 (2005.01.01)


「わたしたち、なんで、ケンカしたんだっけかなぁ・・」

恵梨華が、ひとり、部屋でぽつりとつぶやく・・

土曜日の昼下がり、恵梨華と弘之は以前なら決まってふたり、いっしょにいた時間。

怒って、電話にも出なくなっていた。

都会に来ての、ひとり暮らし・・

留守電にしたままでも、さほど不自由なんてしない。

向こうも今は気まずいのか、最近は、掛けて来ることもない。

「よし、気晴らしに街にでも出ようかな」

弘之とよく訪れたことのある硝子細工の店。

「そう言えば、気にいる硝子細工の好みって、お互い随分と違ってた・・」

弘之とよくスケッチをしに来た並木路。

「そう言えば、同じ時間の同じ景色なのに、色の使い方がお互い随分と違ってた・・」

「ただいま」

恵梨華が、テーブルに買って来たショートケーキをひとつ出し、ローソクを立てた。

ケーキの横には宅配便の不在届け。

「お母さんからの誕生日プレゼントか・・ 私の趣味じゃないのを

これまた選ぶんたよなぁ、あのひとは・・」

「ハッピーバースデー 恵梨華ぁ〜♪」

恵梨華が一本のローソクの灯を吹き消そうとして気が付いた。

宅配便の不在届けをよく見たら、

"ご依頼主・武田弘之" "品名・硝子細工"

と書いてある。

電話のベルが数回鳴り響いた。

"ご用件を「ピー」という発信音のあとに・・・・・・"

「おれたち、なんで、ケンカしたんだっけかなぁ・・」

その時、恵梨華には、弘之が選んでくれた硝子細工が、

今日、自分が自分へのプレゼントとして買って来た硝子細工と同じ商品であると言う、

その後、笑いながら呆れ果てることとなる事実を、不幸にも直感していた。


第、286話  『きみにさみしいおもいはさせない』 (2004.12.26)


さみしいよぉ〜、、(ノ_・、)

ずいぶんあってないもんね・・

あなたのえがおも、てのぬくもりも、、

どんどん、かこのものがたりになっていくよ。。

あいたいよぉ〜、、ヾ(>_<。)

『きみにさみしいおもいはさせない』

であったころの、あなたのくちぐせだもの・・

だから、ばつとして、ばつとして、ばつとして、

「罰として、あなたのキライなレーズンパンの気ぐるみをあなたに着させて、

あなた自身にレーズンパンをたらふくたらふく作らせて、

それをあなたに全部一人で食べてもらうからね O(`ヘ´#)"O このぉ!」

・・と、あなたにきょうも、るすろく。。

でも、、、、、

わたしが "レーズンパン" だったらどうしよう・・

こころにもやもや、いけないことね。

あ、それと、

「レーズンは、あなたのキライなラム酒漬けしたものを使用だからね O(`ε´#)"O このぉ!」

・・と、あなたにふたたび、るすろく。。

あ、そうそう、

「レーズンはオーガニック、塩は自然塩、健康第一 O(`▽´#)"O 結局また喰うの私だから!」

・・と、あなたにまいにち、るすろく。。

まってるだけ・・ まってるだけ・・ まってるだけ・・

きょうもわたしは "レーズンパンの気ぐるみ" のぬけがら。。

ふゆのへやのかたすみで・・ ほこりをかぶって、こおりつく、よる * * *


第、285話  ヒーリング (2004.12.19)


「癒しがなんだって言うのよぉ〜!!」

出来ればこの一言で察して下さい d(`_´;) なんて、、

さぁ、ってと、私には私の人生があるってもんだ。。

解除するべきブツはテキパキ解除 ( °°*)ノ ⌒@ ポイッ!⌒@ ポイッ!

磨いて光輝く箇所は、きゅっきゅきゅっきゅと大掃除 (人´O`*)

ホコリが凄まじいわぁ〜、、、

1年間よ、1年間のホコリよ、、

汚れがガンコなのよぉ〜、、

1年間よ、1年間の汚れよ、、

ピカピカにしてやるんだ。。

私が私をピカピカにするんだ。。。

光らせてやる。。

私が私を光らせてやるんだ。。。

恋の年末年始大掃除計画ヾ('◇';ゞ

癒しが必要な傷なんて、引っ剥がして踏ん付けて踏ん付けて、、

後は新陳代謝で元通りってもんよ <(*`^´*)> とっこいしょ!

よし、完璧だわ〜♪゜゜ 新しい新年を迎える事が出来るってもんだわ〜♪゜゜

ん、、メール・・

『さっきはごめんな、やっぱ、おこってるか??』

で、、返信・・

『ううん、ち〜っとも、おこってないよぉ!!』

きゃは o(〃^▽^〃)o

あ、、メアド再登録再登録再登録だってば ε-(´o`;A

なんだか癒されちゃったよぉ、、8(^∇^*8)(8*^∇^)8

私とアイツ・・ 2年目に突入させて頂きます m(*_ _*)m

きゃは o(〃^▽^〃)o


第、284話  短所を直そう (2004.12.13)


直せるかぁ!! ・・いや直そう。

どうも最近マイ彼がアバタもエクボ期間延長の契約に乗る気がないらしく、

ふたり付き合いだして三ヶ月、まだ見えてなかったものが新規で御挨拶して来るように。

まずは無理せず、ゆるい短所からどうにかするか =o_(・_-#) 覚悟ぉ

自分なりに思い浮かぶのは・・

そうそう、マイ彼とデート中にあたいったらよく、

海苔の佃煮をストローでチュウチュウ吸いながら歩いたりしてて怒られる・・

でも、シェークをストローでチュウチュウ歩くギャルと一緒じゃん O(`ヘ´#)"O

なんで怒られてるあたい・・ だんだん腹たってきたぞぉ〜!!!

これって怒るマイ彼の短所じゃないかヾ(`▽´;)

ほかに自分なりに思い浮かぶのは・・

そうそう、マイ彼とファミレスで食事中にあたいったらよく、

ファミレスのテーブルの上で中古エンジンのオーバーホールを始めて怒られる・・

でも、ファミレスのテーブルの上で道連れ爺さんの背中を

つぼ圧ししてあげているほのぼのギャルと一緒じゃん O(`ヘ´#)"O

なんで怒られてるあたい・・ だんだん腹たってきたぞぉ〜!!!

これって怒るマイ彼の短所じゃないかヾ(`▽´;;)

ほかに自分なりに思い浮かぶのは・・

そうそう、マイ彼と夕暮れのデートスポットであたいったらよく、

カルメ焼きの屋台の営業をおっぱじめて怒られる・・

でも、夕暮れのデートスポットで、たとえば氷川丸に波動砲を取り付けようとしている

青白い火柱ギャルと一緒じゃん O(`ヘ´#)"O

なんで怒られてるあたい・・ だんだん腹たってきたぞぉ〜!!!

これって怒るマイ彼の短所じゃないかヾ(`▽´;;;)

な〜んだ、全部、マイ彼の短所じゃないか ┐('〜`;)┌

怒りっぽい短所直せ!!! マイ彼!!!

以上、世界優秀彼女代表、あたいでした (*゜O°ゞ はっ


第、283話  手に汗にぎる (2004.12.06)


「ねぇ、紅茶にお砂糖入れるぅ?お醤油はぁ? えぇええ!入れないのぉ!?」

そんな生活の定義の食い違いから付き合っていた彼と別れて早一年・・

復活の兆し、未だ見えず。

その前の恋愛だって・・

「ねぇ、わたしに振られたりしたら失恋のショックで髪切る代わりに頭かち割る?」

そんな冗談の定義の食い違いから付き合っていた彼と別れて早二年・・

復活の欠けらすら見えず。

その前の前の恋愛だって・・

「救急車のサイレンの音でノリノリで踊れるあなたって異常なセンス!!」

そんな褒め言葉の定義の食い違いから付き合っていた彼と別れて早三年・・

復活の粉末の一瞬舞い上がる煙すら見えず。

だが、そんなわたしに惚れた男がひとり。

「ねぇ、カルピスに一味追加するなら??」

「どろソース」

「わたしに振られたら失恋のショックで??」

「目ン玉から毛ぇ、もさもさ生やしてやる」

「ジジイとババアの縁側お茶飲み会話リズムで??」

「『よっ、ダンシングマシンガン♪゜゜』って、褒めてくれよ〜」

ま、まさに、わたしとこいつの手に汗にぎる攻防戦だぁ!!!

戦いは延長から再延長、再再延長、再再再延長と・・


「あれから何年たちましたかねぇ、爺さん」

「さあ、何年たちましたかねぇ、婆さん」

その回りで、ノリノリダンシングマシンガンな孫たち・・


第、282話  リトルカブに乗ってぇ〜♪゜゜ (2004.11.28)


リ、リトルカブを買ってしまった、、(゜_゜i)

これから、ギア操作の世界に突入しなければなるまい。

さあ、練習だぁ! 練習だぁ!

どれどれ、Nっていう緑のランプを確認しましたぞ、閣下ぁヾ(゜O°*ゞ

まさにニュートラルでギア操作の扉なんだわ、(*゜o゜*)ポッ

よ、、よし、、一速に・・ 一速に・・ 一速に・・

こわぁ (||||▽ ̄)

よよよよ、よし・・ シフトペダル・・ 踏んだぞぉ・・ 踏んでやったぞぉ・・

あたいが女王様だぁ・・ ハハハ〜;;

よ、よし、たまたま通り掛かったイボ痔おやじのイボ痔をつまんで引っ張って・・

そして、アクセル回して・・ うぉおおおおおお、、、、、

こ、こいつ、見事に動きやがった〜(*^^)∠※PAN!

こうなったからには、、二速に・・ 二速に・・ 二速に・・

激こわぁ (||||▽ ̄)

たまたまスキップして通り掛かったイボ痔おやじのイボ痔をつまんで引っ張って・・

<<<<<ガック〜〜〜ン>>>>>

三速に・・ 三速に・・ 三速に・・

こわぁこわぁこわぁ (||||▽ ̄)

たまたまジョキングで通り掛かったイボ痔おやじのイボ痔をつまんで引っ張って・・

<<<<<ガッピョ〜〜〜ン>>>>>

がははははヾ(=;^◇^;=)ノ彡☆ このあたいにかかればこんなものよ・・ ;;;

よ、、よし、、減速も練習、、

<<<<<ガッギュ〜〜〜ン>>>>> 〜(。◇°;)〜

<<<<<ボッギュ〜〜〜ン>>>>> 〜(||。◇°;)〜

<<<<<ドッギュ〜〜〜ン>>>>> 〜(|||。◇°;;)〜 ん、、

減速のコツは・・ シフトペダルを踏んだままアクセルを一度だけ空ぶかししてから、

イボ痔おやじのイボ痔をつまんで引っ張って・・ と、、

<<<<<ポッギュ〜〜〜ン>>>>> 〜(。◇°*)〜

なるほど〜♪゜完璧ぃヾ(´へ`☆ゞ ・・て、事で。

そして月曜日、会社出勤なのよ、あたい。

「せんぱ〜い、今日、あたいったらリトルカブで来たのよ」

「お・おまえ、ついこないだ『原付免許取得した』って言ってなかったかぁ??」

「そうなのよ、二輪車なんてママチャリ以来だわぁ」

「そ、そんなで、よくここまで・・」

「だ・か・らぁ、先輩が主催しているカブによるツーリングクラブに参加させてよ」

「いや、こないだクラブのみんなで自動二輪免許を取得したんで、

今オレ、スーパーカブ90デラックスに乗り換えたんだ。

他のメンバーもボアアップ(排気量アップして自動二輪にする事)したりで、

そのリトルカブでは全然付いて来れないよ。

それに今寒いからツーリングは来年、春にならないとな」

な、なんだってぇええええ O(`ヘ´#)"O

そんなわけで、、あたいは来年の春までには絶対に自動二輪免許を取得するんだ!!

で、バイク屋にイボ痔おやじを連れて行ってイボ痔おやじのイボ痔をボアアップしてやる!!

どこまでもあたい付いて行くわよ、、せんぱぁ〜〜〜い (人´O`*)


第、281話  絵本 (2004.11.22)


始めは空を描いた。

彼と私が大好きな青空。

ふたりが最初に出会った日の、あの空の色。

空の下には静かな街の表通り。

停車しているスクーターのシートの上には居眠り仔猫を描いた。

そしたら言葉が生れた。

「あ、仔猫、かわいい」

「ほんとだ。 ぼくも猫が好きなんだ」

ページをめくるとキョトンと目を覚ました仔猫。

「ごめん、起しちゃったかな」

「少し撫でても引っ掻かいたりしないかしら?」

その次のページには彼に抱き上げられた仔猫。

その仔猫の頭を撫でている私。

「うちは猫を飼えないんだ」

「私もアパートだからダメなの」

その次のページには、おせんべいやのおじさんが描かれた。

「のら猫なんだけど、親猫がいなくなっちゃったんだよな」

仔猫を挟んで見つめ合う彼と私の絵。

次のページには・・


「ねえ、これからのページには何を描こうかしら」

「この仔猫が突然喋り出すんだ」

「『なんとかこのぼくを飼ってよ〜』って、??」

「『ふたりでぼくを飼って〜』ってね」

「あの日、この猫(こ)、そんなこと言ってた??」

「そんな言葉を君は耳にしなかったかい??」

「耳にしたから、今ふたりでペットの飼えるこのアパートで、

こうして一緒に住んでいるんじゃないの」

「交代で猫を連れ帰ってたのを、うちでバレて怒られて・・」

「同じ頃、私もアパートの大屋さんに見つかっちゃって・・」

「里親さがしていたはずなのに、ペットの飼えるアパート見つけちゃって・・」

「里親がもしすぐにでも見つかってたら私たち一緒に住んでなかった??」

「ううん」

「ほんとぉ!?」


「ねえ、この絵本のタイトルはどうするの?」

「もう少しお互い、年を取ってから考えようか」

ペーシをめくればそこには、私の左手の薬指に指輪をはめる彼が描かれた。

ふたりの足下には『ぼくのおかげなんだぞ』とつぶやく一歳ほどの猫が一匹・・。


第、280話  つるこけもも (2004.11.14)


どんよりと曇り空。

日曜日の朝だと言うのに、この無礼者めがぁ (o ̄∇ ̄)=◯ !!

じゃぁ、こんなんで手を打とうじゃないか!?

ひと雨降ってくれていい。

その代わり必ずや虹をうりうりと見せんしゃいって、そこの奥さんったら。

いやいや、どんより曇り空くん〜。。

デートなんだよ!デートぉ♪゜゜

あんたも空家業長くやってんだから、ちょっと察しなさいよ、"ろまんてぃっく"をさ。

一週間前から快晴の約束だったじゃない。 昨日の予報で晴れだと言ってたじゃない。

どこで間違っちゃったのよぉ、デートなんだよ!デートぉ。ろまんて・ぃ・っ・くぅ。

大満足させなさいってぇ、全国の日曜デートのカップル様方のためによぉおお〜。

さぁ、出掛けようっと。 ・・って、ホントにひと雨降り始めて来てるわねぇ。

・・了解 (゜O°ゞ

虹ね!レインボーね! 紫、藍、青、緑、黄、橙、赤、ね!

バス停で傘を差し佇む美女がひとり・・ って、なんかビジョビジョしてない??

傘から落ちる雨水がドビャドビャしてない?? ねぇねぇ???

バス停で傘を差し暴れる怒美嫌がひとり・・ ドビャドビャ・・

どおりで日曜だと言うのにバス停に誰もいないと思ったら、

携帯で天気見たら大雨警報ぶっこいでるじゃない!!

中止よ!中止!!帰るわよ、O(`ヘ´#)"O ぷんぷん

教訓 o(^-^ その日の天気はその日の朝に必ずチェックε-(´o`;A

バス停の側にある花屋さんも店先の花の片付けに大あらわ。

ふと花屋さんの片隅にいた、"つるこけもも"。

花屋のおねえさん曰く、「花言葉は〔心痛の慰〕って言うのよ」

グサぁ!グサぁ!グサぁ! 草だけにグサぁ! 駄洒落大会かよ (°o゜;)\

心のなぐさめに買っちゃったわよヾ(・_・、) ぐすん

で、結局、彼氏とはその日どうなったか?って (^_^*)3

夕方過ぎて晴れて来てさぁ、おんもで空を見上げたら流れ星を見つけてさぁ、

「テメー、空坊、今日中に何かいい事頂戴」って言ったらさぁ、

「いい物ならあげるよぉ〜」って、ん、、わぁ、彼氏がやって来たぁ ○(*^◇^*)○

「クランベリージャムだよ、君がメールで怒りまくってたからね。心のなぐさめに」

「わーいわーい、鉢植えよりこっちのがいいや、わーい」8(^∇^8)(8^∇^)8 ・・って。

ちなみに、その日から私の携帯に登録されている彼氏の番号の名前は、

"つるこけもも" になりましたとさ ヾ(*μμ)σ| クスっ☆


第、279話  サヨナラの理由 (2004.11.07)


友達のM子がどうやらついに男に捨てられた。

まぁ、前々からM子の話の内容からカウントダウンが聞こえてはいたけれど・・

M子曰く、「せ・せめて・・ キライになって捨てられたのでないのであれば・・」

つい私が「『キライ』以外の理由で捨てられる事ってあるの??」

するとM子、「傷口を鉛筆削りに巻き込むような事、言わないでぇええ」

・・おまえはグロマニアかよ、おいおい。

何にせよ、M子にはM子の物語がこれからも末長く待ち構えてる事だろうし、

私としては今後この件に関しては基本的にノータッチさ ヽ(  ̄○)ゞ。o○


友達のS子がどうやらまたまた男を捨てた。

まぁ、前々からS子の話の内容から高速カウントダウンが・・

S子曰く、「だって・・ 別にキライになったから捨てた訳じゃないのよ・・」

私、「『キライ』以外の理由で男捨てる事ってあるの??」

するとS子、「飽きた」

・・なるほどヾ(゜-゜;) 勉強になりました。

何にせよ、S子にはS子の物語がこれからも都合良く待ち構えてる事だろうし。

私としては今後この件に関しては断固としてノータッチさ (ノ・o・)ノ⌒@ ポイッ


私、本人の事なんだけれど・・

奴のシャンデリアのようだった私への扱いが裸電球と化している現実・・

私曰く、「せ・せめて・・ キライにだけにはならないで・・

すると私が「『キライ』じゃない理由であればいい??

・・思わず笑っちゃうぐらい悲しいひとりごと。

何にせよ、私には私の物語がこれからも容赦なく待ち構えてる事だろうし、

私としては今後この件に関してはとりあえず、 ・・現実逃避 ``r(^^;*)ポリポリ


だから・・・

ん、、奴からメールかい?? ○( ^◇^ )○

・・今回もM子からの愚痴メールかよ。

ん、、奴からメールかい?? ヽ( ^◇^ )ノ彡

・・今回もS子からの新しい彼氏自慢メールかよ。

私は・・ 私は・・ 奴を『キライ』になったから捨てたんじゃないんだよ・・

だから・・


第、278話  両手いっぱい (2004.11.01)


両手いっぱいにお守りの山・・

なんじゃこりゃぁ w(☆o◎)w

神社のお守りからアクセサリー的なお守りから ・・山盛り〜@@;

なんじゃこりゃぁ ヽ(。_゜)ノ

ご利益がお祭り騒ぎの大回転の大渋滞。

なんじゃこりゃぁ o(゜▽゜@)o

ダーリン曰く・・

「おまえが妊娠したって言うから安産のために、ちょっとな・・

い、いや、『ちょっとな・・』って、"交通安全"から"業務繁栄"まで、あんたぁ。

「いろんな神様が守ってくれてるってことよ〜♪゜゜

い、いや、いろんな神様だとさぁ・・

その時、たまたま流れていたラジオ番組のおにいちゃんおねぇちゃんのトークで・・

《お守りっていろいろあっても日本の神様って喧嘩し合っちゃうんだよねぇ》

《そうそう、一個ありゃいいの、お守りって!!》

グットタイミングヽ(^。^*)

ダーリン、腰から砕け落ちる ヾ(^m^)シッシッ

「赤ちゃんがぁ・・ おれとおまえの赤ちゃんがぁ・・」

コイツのこんな性格に誰かお守り作れ(爆)

「ねぇ、ダーリン、あなたのココロが私と赤ちゃんのお守りだから・・」o(〃^▽^〃)o

そんなわけでダーリンを寅さんのお守りよろしく首から下げるわけにはいかないから・・

「ねぇダーリン、おんぶぅ♪゜゜」

「よっしゃ」

「このまま晩御飯も作ってぇ♪゜゜」

「よっしゃ」

・・って

カップラーメンかよ。栄養よこせよ、赤ちゃんに、コラッ<( @´ ⌒`)/(#`。・ )


第、277話  あなたの初々しい顔が好きなんです (2004.10.24)


カレンダーの日付に付けられた赤い○印より過去のわたしは、

"切なさ"なんて痛みを心の記憶箱にすらなかった別のわたし。

あの日、恋と出会ったわたしは今日で満一歳 o(';')o バブゥ

この"切なさ"と言う感情・・

キチンと夜中に心の中を巡回しやがるんだよ、ちょいとそこのあんたヾ(゜_゜;)

此奴は皆勤賞ものだよ、ちょいとそこのお客さんったらヾ(゜◇゜;)w

学校行くと震源地に出会うから、学校行くほど心が揺れる・・

いや、地面は揺らさんでくれって、おいおい {{o(>_<)o}}

でも、あなたとは、また明日会える幸せ・・

心地好いドキドキとキュンとくる甘酸っぱさ・・

わたしは、あなたの初々しい顔が好きなんです。

そのわずかな時があまりに幸せなので、皆勤賞の苦しみなんて、・・いや、プチ地獄〜;;

もう泣きたい。


第、276話  記憶喪失 (2004.10.17)


わたしは生れてそこから記憶喪失なんだと思う。

人の目に止まらぬ虫けらでもなく・・

汚れた川に流れるアヒルのおもちゃでもなく・・

道端で風に転がり続けるゴミでもなく・・

わたしは、『無』 ・・なんだと思う。

せめては、『空間の一部』 ・・と言う存在。

そんな、『空間の一部』に対して「君を好きだ」なんて言葉を放った男が今、目の前に、

本来、男の相手は『空間』なのだから、そんな場所に言葉を口にしても仕方ないのに・・

しかし、男は今、我が胸に飛び込んで来た女をしっかりと抱き締める責任を受け入れた。

わたしは生れてそこから記憶喪失なんだと思う。

もちろん、生れた後に授かった名前はあるし・・

その名を与えてくれた両親もいるし・・

流れた年月分の記憶を知っているし・・

でも、物心がついたその時から、わたしは自分を知らずに育って来た。

だから、わたしは生れて初めて、この無の空間から自分の心を解き放した。

そして、わたしは生れて初めて、『わたし』をスタートした。

今・・ この時から・・ ふたりで・・


第、275話  おわっちゃったのかな (2004.10.09)


この秋の新色をひと揃え。

心ときめく秋色メーク。

目もとがキュート ((≪●≫)_(≪●≫)) 女度の高いメーク。

しんみりとバラードを聴きながら、マニキュアを塗る秋の夜長。

こんなステキをどうしてくれるのさ、この秋!秋!秋!秋!秋!

せっかくこの化粧オンチな女がここ数年でもっと、

いい感じなメイクアップに成功したというのにだよ (◎`ε´◎ ) プン

早く寝よう。 ・・(*μ_μ)σ| とっとと。 いや、この化粧落とせって。

"気合い入れ過ぎると何事もコケやすいもんだなぁ"とは、

中学時代の私の日記から、つい先日発掘された言葉だけれど・・

あぁ、コケた!コケた! 〜(*。^。*) 予言者だったか、私。

"せのびしすぎたらなにごともひろうしやすいもんだなぁ"とは、

園児時代の私の絵日記から、つい今し方発掘された言葉だけれど・・

あぁ、疲労困憊! 〜(o*。_。)o 改めて何があった・・、私の園児時代。

・・思い出せない (ー’`ー;) それより、

「来ない」と言うんだからもう来ないんだよ、日本語、理解しな自分。

休日御来場キャンセル、連続記録更新だからなぁ。

おわっちゃったのかな (( ゜)_( ゜)) !

ギャハハハハ!(* ^◇^ *)ノ彡☆ ばんばんばん!!

前髪の癖が汚くて、いっぱい時間かけて伸ばしたけれど、

もとのあなたにハイ!お戻りぃ、クルクルぅ、と、

ギャハハハハ!(o* _ _)ノ彡☆ ぼんべけぼんべけ!!

クレンジングで素肌活き活き美人とは、あ・た・いのことよ〜♪゜゜

( *^-)_[布団]]]]...

おやすみ・・ 私 o(_ _o。)。oO 。・。★・゜・。・

朝、起きたらスッキリよ!これ自分に約束ヾ(*゜O°)


第、274話  うさぎの穴 (2004.10.02)


「ねえねえ、"不思議の国のアリス"の話、知ってるよね」

「うんうん、おむすびがころがってって、それを追い掛けて・・」

「そうそう、『おむすびころり、ころ、ころり・・』って話」

「一匹の白ねずみがおじいさんの所へやってきて・・」

「これはねずみの駆除が必要と・・」

「環境衛生課に電話をして・・」

「でも、市はお役所仕事で埒が明かないので・・」

「アリスは仕方なく幻の銀水晶の力を全開に・・」

「うさぎの後を追ったセーラー戦士たちは・・」

「ピンチを救うことはできるのか・・」

「再び星は滅んでしまうのか・・」

「それよ、それ!」

「で、"不思議の国のアリス"がどうかしたの??」

「私、前世を繰り返したくないの・・」

「まだあのインチキ占い師の言った事を信じているの??」

「だって、私と衛は前世で何度も恋に落ちてその度に不幸な別れ方をしてるのよ」

「あんた、ある占い師に名前を改名させられた某お笑いタレント猿が、

本当の意味で笑われ者になっているのを知らないの〜!?」

「だって、私と衛の絆は前世に支配されているのよ」

「あんたみたいに生れたばかりの息子にそれだけ想いを寄せられれば親として御立派よ」

「でしょ」

「でもあんた、旦那と結婚する前もあの占い師に同じ事言われて悩んでなかったっけ」

「あぁ、旦那ね・・ 忘れた」

「たしか、中学の頃にはじめてお付き合いしたあの彼の時も・・」

「さぁ〜すがぁ〜♪゜゜ 我が古き友人、私の歴史の生き証人だわぁ」

「生き証人やめろ!お互い三十路過ぎてんだから・・ (;^∇^)o_彡 こらこら」

「ねえねえ、"鏡の国のアリス"の話、知ってるよねぇ」

「いや、もうこれ以上あんたの話には付き合えんわ〜;;」

「もう、古き良き友人ったらぁ」

「どうでもいいけどあんた、飼ってるうさぎの肛門に指突っ込みながら話をするその癖

どうにかならんの〜(≡・⊥・;;≡)」

「エンディミオ〜ン -θ(^0^ *)」

「うるさ〜、、このおんな;;;」


第、273話  ボチボチとカレーしましょ (2004.09.26)


カレーで朝食&昼食&昨日に引き続き晩飯〜;;

それもこれも奴が土曜に来ると言っておきながらドタキャンしたからよ!

せっかく持ってる鍋の一番デカいのを選んで、たんまり煮込んでおいたのに・・

何かい?、わたしの休日はカレーをひたすら喰いまくるためにあるんかい!

ほんとに夜勤のバイトの応援だかなんだかわかったもんじゃないわよねぇ、もう。

日曜も昼は寝て、翌朝はもうバイトあるから来られないんだってさ ┐(*'〜`;*)┌

今日は奴と横濱カレーミュージアムでデートするつもりだったのに・・さ。

ん、、やっぱ、カレー漬けの休日だったか (*^-)_{[カレー]}}}}...

違うったら!!ひとりぼっちのカレー漬け女にするなっちゅーのよ(oメ ̄∇ ̄)=○

カレーの食べ過ぎでぐったりする結婚適齢期の女・・σ(*・_・*)

ほんとに夜勤のバイトだったんかい (*`▽´;)ノ彡☆ばんばん!

わたしよりカレー作りが上手な女でも出来たんかい o。(。> O <;)ノ彡☆ばんばん

踊るカレミュー娘のCDを、はよちゃんと返せっちゅうに (*`ε´*)ノ彡☆ばしばし

うぅ・・ カレーに酔ってきやがった〜(||||▽ ̄)

わたしが買った踊るカレミュー娘のCDで踊る奴とカレー作りが上手な女の姿が・・

うぅ・・ カレー食い過ぎて幻覚が見える〜o(°o ||||)o

あんまりわたしのこと、いつもいつもほったらかしたりしてると、

ゴーヤチャンプル好きの男と浮気しちゃうからね (ノ_<。) しくしく

そんでもって、ゴーヤミュージアムにデートしに行って、

踊るゴーヤミュー娘のCD買ってきて、その男と踊っちゃうからねぇヾ(§⊥§)m

で、もって、で、もって、 ・・あ、奴からメール (。_。; )

"カレー、冷凍しといてなぁ"

「・・・・・・」

冷凍と言う文明の利器をわすれとった  ̄|◇@;) m

でもやっぱ、わたしの作ったカレーが食べたいのね ○(⌒.⌒)○

では、ボチボチとカレー夜食でもしましょ、っと (o^-')b

完食ぅう (´O`ヾ) 〜♪゜゜ ん、、??

さっき、メールがたしか・・ "カレー、冷凍しといてなぁ"

しといてなぁ・・ しといてなぁ・・ しといてなぁぁぁ・・

エコーかけてんじゃねえよヾ(-。-;)

・・しかたがないなぁ、奴に嘘メール出すか。

"カレー強盗にあった!!!"

時計の針がカチカチカチ (* ̄。 ̄*)ボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キャーー♪゜゜ 心配して来てくれたぁああ 8(^∇^8)(8^∇^)8

さてと・・;;; どうするよ、わたし・・;;; 警察もきたよ・・;;;


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