横浜マタタビバージョンのFUNI WORLD

おバカショート劇場。

FUNI WORLD (11)


第、334話  あと数秒の物語 (2005.11.20)


・・ヨガをしています。

えぇぇえええ!?

あと数秒しか無いんだよぉヾ( ̄秒 ̄;)

元い。

・・太極拳していますって。

・・・・・・m(;_ _;)m

元い元い。

いやぁ、、

ニンジンケーキを久々に焼こうと思ってねぇ、、

まずは材料の買い出しにな〜んて。

( /。\ )

元い元い元い。

あの大富豪の遺産を全て相続するために、

これから長期に渡る裁判が正に始まろうと・・

〜(;°◇。)〜

※※※ タイムオーバー ※※※

「ごめんね。」

そんな、あなたからのたった一言で幕は閉じられてしまった。

− さよなら、わたしのはじめての両想い −

今、見上げた時、空が少しは優しかったらいいなぁ。 ・・って、心の中で。


第、333話  夢の中で君と逢った (2005.11.13)


駅前にある小さなケーキ屋さんに行くと君に逢える。

毎日、ケーキを買いに来る男も店員としては多少なんだろうけれど、

毎日、何度もケーキを買いに来る男は微妙に危ないだろう。

そして、そのケーキ屋の前を一日何度も往き来している男は危険であろう。

更に、そんな男が自分と目が合った時、ニコリと引き攣った笑みを浮かべたら、

まだ、学生バイト如きの女性店員としてはとっととそのバイトをやめてしまうだろう。

しかし、そのような自分の考えを根っこから掘り起こし、これでもかと踏み潰され、

種の選別から遣り直させられるような話をある男から聞かされる。

なんでも、シチュエーションはそっくり同じ、駅前にあった小さなケーキ屋さん。

そこで働いてた女性に生れて初めての一目惚れ。

毎日、ケーキを買いに行くとすっかり顔馴染み。

毎日、何度もケーキを買いに行くようになるとすっかりお友達。

そして、そのケーキ屋の前でお互い目と目が合った時、笑顔で手を振り、手を振られ。

今では夫婦ですよ!夫婦なんですよ!コイツら、我が父上と母上。

おい、遺伝子とはどうしたもんよ、おい、俺は捨て子だったか?? おいおい。

冷静に考えても何等自然に違和感も漂わせずそのようなベタ行動で母をゲットした父。

そして、最短距離でゲットされた女、母。

そのような行動は妄想第一話の段階で脊髄反射により脳の命令を待たずとも、

”決して現実には有り得ない”と、即決して終了な息子、 俺。

或いは時代の違いと片付けると楽なのか・・

或いは息子からも長女である妹からも認定されている、

天然ボケである母のスチャラカな若き過ちだったのか・・

或はアホ両親の御調子ぶっこいたウソか・・ うん、これが楽だ。

夢の中で君と逢った。

自由はそこにあった。

”『告白』とは、ひとを愛した者の義務なんだ”とさえ思えた。

翌日の夕暮れ、駅前にある小さなケーキ屋さんの前を歩いた。

君が働いている、駅前にある小さなケーキ屋さんの前を歩いた。

背を丸め、きっと、おどおどと・・ ひとり、おどおどと・・

夢の中で君と逢った。

自由はそこにあった。


第、332話  そんなあなたはグルメ奉行 (2005.11.06)


土曜日恒例、マイダーリンが我が一人住居に乱入。

「今夜はクリームシチューがたべたい」

・・と言うリクエストには答えたが、、、

「牛乳ではなく豆乳で作れよ!あっさりしててうまいんだ」

・・などと、ほざいてはいたのだがスーパーで牛乳の見切り品発見♪゜゜

奴・・ 「やっぱり豆乳で作ったクリームシチューはうまい」

これなら水とシチュールーでもよかったか?? (-"-;)

先週なんて、、、

「カレーはトマトジュースより野菜ジュースでな」

で、わたしはスーパーでトマトジュースのヘコ缶見切り品発見♪゜゜

味オンチ曰く・・ 「やっぱりカレーは野菜ジュースで作るにかぎるなぁ」

はい、今度からは水とカレールーで作らせていただきますって!! (*^ー゜)v

腹を膨らませたインチキ食マニアが我が家の飼い猫と並んでごろ寝中・・

わたしはコイツから告白された時のセリフをふと思い出した。

『おまえじゃなきゃダメなんだぁああ』

・・誰でもよかったんじゃないのかよ、おいおい。。

・・ま、まさか、浮気しとらんかよ、おいおい。。

→で、携帯チェック。。

→パスワードでロックが。。

→あ・や・し・い。。

→複雑なパスワードを覚えられる男ではない。。

→だが誕生日でパスワードなんてベタだし。。

→もしや。。

わたしの誕生日でロック解除おめでとう (*^^)∠※PAN!

そこから先は、もう携帯侵入必要無しって事で _(^^;)ゞ(信頼)

疑ったりして、ほんと悪かったって m(_ _;)m

そして、次のクリームシチューリクエストデーは、

お詫びに国内産大豆100%高級豆乳使用〜♪゜゜

世界一ステキなマイダーリン曰く・・ 「豆乳使えって言っただろーっ」

こ、この味覚神経ニセブランド野郎 (`▽´;)

ならば次のカレーライスリクエストデーは徳用レトルトカレーにしてやる <(`^´)>

ではヾ(#゜▽゜)/~~


第、331話  バイバイ (2005.10.30)


幼い頃、『バイバイ』って笑顔で手を振ると、

誰も私に、『バイバイ』って笑顔で手を振って返してくれた。

だから、私は、いつだって『バイバイ』って笑顔で手を振ってたんだ。

そして、再びまた何度も逢うことが出来たんだ。

幼い頃、ママに『さよなら』を言った。

パパが「ママに『さよなら』って言いなさい」って、私に言ったから。

そして、その日から、ママに逢えなくなったんだ。

大好きなひとに『さよなら』は、ダメなんだな。 ・・って、その頃から。

だから、今、大人になった私が今、

けしてもう振り返ることのないあなたの背中に・・

『バイバイ』って、『バイバイ』って、笑顔で手を振っている。

『バイバイ』って、『バイバイ』って、笑顔で手を振っている。


第、330話  テキサスとめ子でこざいます。 (2005.10.23)


演歌歌手、テキサスとめ子でこざいます。

演歌は日本の心です。

テキサスとめ子でこざいます。

”なげなわ岬/面影のカウボーイハット”で昨年の春、デビューした、

演歌歌手、テキサスとめ子でこざいます。

70歳を過ぎてからデビューした、テキサスとめ子でこざいます。

演歌は日本の心です。

ニューシングルの”ウエスタンの渡り鳥/酒と涙とロングホーン”も、

よろしくおねがいいたします。

テキサスとめ子でこざいます。

演歌は日本の心です。

ファーストアルバム”ロデオでGO!GO!”も、まもなく発売される予定です。

テキサスとめ子でこざいます。

演歌は日本の心です。 m(_ _)m


第、329話 ねこはこたつでこけこっこ  (2005.10.16)


秋めいてきたと思っていたら、冬なのかい?? ・・てな今日この頃。

とくに朝は冷え冷え低血圧娘とくれば、ちょっと早いけれど、おこた様の登場♪゜゜

そこで、おこた様三点セットと言えば、・・

《1》みかん

《2》ねこ

《3》おとこ

そうそう、おこたの上には山盛りみかんさ。。

わたしは寒くておこたの中でまるまり、、

おとことねこが見詰め合う・・

微妙にちがうぅぅ O(`ヘ´# )"O

さて、引っ張り出したおこたの上には”みかん”と言う名の飼いねこが一匹。

・・まあ、暫定として、よし!!

まだ真冬でもないので温度を小にして足を突っ込む\(^O^ 温)

よし、いいぞぉ!

おこたの上で丸まるみかんねこ。。

ただ、いたずらに過ぎ行く時間、、

わたしとねこが見詰め合う・・

ねこと見詰め合ってどうするよ O(`ヘ´。 )"O

こんなんじゃ永遠に東京ドームのど真ん中でおとことおこたに入れないわよ!!

・・な、なんの興行だ ``r(^^;)ポリポリ

懲りもせずに今年もねことの共同生活。

おこたに潜り、ぬくぬくと・・ ぬくぬくと・・ って、、

今日は平日じゃんか!! 仕事大遅刻じゃんか!!

去年も一昨年もこれやらかしてたなぁ (^◇^;)ノ彡☆

相変わらずなのは、おとこがいないことかぁ (^◇^;;)ノ彡☆ ほっとけ

こんな時は今年も「もしもし、風邪引きましたぁ」と欠勤届け。

そして時間に制限されることもなく見詰め合うわたしとねこ・・

だから、ねこと見詰め合ってどうするよ ヾ(>_<。)

こんなんじゃ永遠に東京ドームのど真ん中でおとことおこたに入れないわよ!!

・・それ、さっき言った――C<―_-))))))

ん、めずらしく、わたしごときの携帯にメール・・

きゃ☆ 襟首つかんで無理矢理メアドメモ掴ませておいた年下イケメンバイトくんからだぁ。

−先輩、ずる休みするのは勝手だけど、いい加減、貸した金返して下さい−

「・・・・・・」

こんなんじゃ永遠に東京ドームのど真ん中でおとことおこたに入れないわよ!!

・・もう、いいって――C<`ν゜、))))))、、


第、328話  エイッ!大丈夫 (2005.10.10)


友達A子が何やら失恋したらしい。

ん、、こいつ、いつのまに好きな男が出来て、いつのまに振られたんだ??

私は言ってやったさ。。

「そんなときは気合いで『エイッ!大丈夫だぞ、私』と叫べ」

「何、それ!? (・_・、)」

「最高級な秘密の呪文だよ、ハハハハハ」

単純な友達A子は私に言われるままに何度も『エイッ!大丈夫だぞ、私』と・・

数日後、友達A子は例の振られた相手に再び告白してOKを貰ったらしい。

「『エイッ!大丈夫だぞ、私』って再チャレンジしたんだぁ〜♪゜゜」

い、いや、、お礼にと大根生姜飴までたっぷりと・・ (´〜`ヾ) 大好物♪゜゜

・・私は失恋を吹き飛ばせと言う意味だったんだけれど、まあ、いいか。。

ちなみに、、

『エイッ!大丈夫だぞ、私』

なんて、思い付き即席以外の何物でもなかったんだけど、 まあ、いいか。。

友達A子はすこぶる大御機嫌なことだし。

と、そこに現るは私の大好きな先輩、S男さまぁ〜♪゜゜

友達A子が「彼よ、あたいの告白の相手」と、S男さまに抱き付き・・

(エイッ!大丈夫だぞ、私)

(エイッ!大丈夫だぞ、私)

(エイッ!大丈夫だぞ、私)

どうやって私はその現場から我が家まで帰って来られたのか、まったく記憶にない。

そして、気を失うように寝て目覚めるまでのことも、まったく記憶にない。

ただ、例の即席呪文を私は寝言にしてまで黙々と口遊んでいたらしいことを、

翌朝、起しに来てくれたママンから訊かされて不覚にも不意の涙で答えてしまった。

でも、まあ、いいか。。 エイッ!大丈夫。。 ・・さ。。


第、327話  お風呂ラジオ (2005.10.02)


入り出すとほんと長いわたしのバスタイム。

シャンプーを流そうとしていた時、

なんだか、お風呂ラジオから覚えのある文章・・

「あら、わたしが番組に出してたメール、今頃読まれてんじゃん」

と、慌ててシャワーストップ!

パーソナリティーのお笑いアナウンサーが、

『ステキな彼氏とのお惚気話。 こりゃまた、お熱いねぇ』

と、夏に大ヒットしていたあのリクエスト曲まで流してもらえ・・

いやいや、ほんと、既に秋だと言うのに今日は夏っぽくて、

つい半身浴たっぶりしちまって灼熱地獄だよ、まったく。

その上、わたしって昔から彼と別れたりした後、微熱出るんだよねぇ。

まだ、ほんの三日前の突然な出来事だからねぇ。

わたしはシャワーの取っ手をもって、

思い出の曲を元気よく流しているお風呂ラジオに向けて、

コックをシャワーの切り換え位置に回した。

「この防水野郎め!! 恐ろしくタフじゃねーか」

水しぶきに対応している程度のはずなのに敵ながらシブトイ奴。

《わたしVSお風呂ラジオ》

「お、おまえはラジオであってタイムマシンか??、おいおい」

曲が終わり、パーソナリティーのお笑いアナウンサーたら・・

『いつまでもふたりなかよくねぇ〜☆』

湯船に沈めてやるぅうう〜!! ・・ぷくぷくぷくo○◯

お湯の中から、パーソナリティーのお笑いアナウンサーたら・・

『ずっとずっと、お幸せにぃ〜☆』

水しぶきに対応している程度のはずなのに本気でシブトイ奴。

ん、、?? スイッチ切ればいいんじゃないかo○◯o○◯

と、思いつつ・・

わたしは、既に違う話題で盛り上がっているこの番組を、

”元”が付くようになった”元”彼氏の好きだったこの番組を、

程良く全身浴してポカポカに暖まったラジオのスイッチをつまんだまま、

流し忘れていたシャンプーの泡が濡れた髪に染み込んでゆくほどの時間、

ただ、ボンヤリとしばらくは、ただ、なんとなく聴いていた。

はっくしょん:″;`;・o(ロ≦〃*) はっくしょん:″;`;・o(ロ≦〃*)


第、326話  色あせない (2005.09.25)


二の腕がプルプルプルプルするほど腕立て伏せ。

腹筋がピョコピョコピョコピョコつるほど腹筋運動。

大腿四頭筋がピロ〜ンピロ〜ンするほどヒンズースクワット。

毎日、エアロバイクは欠かせません。

基礎代謝をあげるダイエット!ダイエット!ダイエット!

バランス良く栄養を摂り、脂肪をすこぶる燃焼させる。

豆乳だ!にがりだ!黒酢だ!

見事成し得たこの美貌〜☆ ・・ん??

すべてはバイト先で知り合ったあなたに告白するために  ̄|-°*)

そしてついに訪れたこの瞬間。

「話って何?」と戸惑うあなたを目の前にわたしは・・

「家に着くまでが告白なのよぉ〜」

・・指を刺され笑われた。 εミ(*ο__)ο


ひとりとぼとぼと帰宅した我が部屋の中・・

通販で買った数々のダイエットマシンの山・・

振られる事なんて恐れてはいなかった。

ただ、ベストを尽くしたかったんだ。

うっかり脳味噌を鍛え損ねてたなんて。

わたしは一生この”バカおんな誕生悲話”を背負って生きなければならないんだ。


が、しかし・・ 翌日バイト先にて・・


「話って何?」と戸惑うわたしを目の前にあなたは・・

「家に着くまでがプロポーズなんだぞぉ〜」


”バカおんな誕生悲話”は、”バカカップル誕生笑話”となった。

そして”バカ夫婦誕生幸話”へと・・ o( ^-^)(^o^*)o

そう、今後どんなにふたりの月日が流れようと、色あせない思い出話に。


第、325話  幸せなのかな (2005.09.18)


最近、お気に入りな食べ物はスープカレー。

「この週末は是非、手作りスープカレーに挑戦だぁ!」 ・・と。

結果→ちょっとした手違いから、コンビニのシャケ弁。

まあ、これはこれでいいけどヾ(^〜^塩)っぱ!

・・な〜んて感じで、わたしの彼氏になっちゃってるそこのあなた。

そう、そこで今、我が家の飼い猫に遊ばれているそこのあなた。

わたしの理想じゃないんだけどなぁ・・

しかし、そんなシャケ弁が、こりゃまたスープカレー作りの名人ときやがった!!

まったくどこに幸せが転がっているかわからぬものよヾ(* ゜゜)( 。。) ゜゜)( 。。*)

ん、、幸せなのかな・・ わたし。

で、スープカレーを食べながらあなたに、

「わたしって幸せだと思う??」 ・・なんて。

で、スープカレーを食べながらあなたは、

「もちろん、おれが彼氏なんだから〜☆」 ・・だとよ。

そんなあなたの頬には我が家の飼い猫の引っ掻き傷。

少しお古の傷から超鮮度のいい傷まで・・ プッ(*^m^)/(・'・;メ)

「わたしの理想じゃないんだけどなぁ・・」って。

抱き上げた我が家の飼い猫に呟くわたしなのであった。(まる)


第、324話  エキストラ (2005.09.11)


ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、。

クラスメイトBだったはずの・・

エキストラBだったはずの・・

一瞬、微かに、ちらっと後頭部の映像Bだったはずの・・

そんなキャラだったはずよね。あんた。

多分、今から何年も先、同窓会とかがあってだよ。

『誰だよ、コイツ?!?』

ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、ねえ、。

そんなキャラだったはずよね。あんた。

なんで大量発生しちゃったの、あんた。

あたしのあたまのなかで!

あたしのこころのなかで!

あの日、教室で派手にすっ転んだあたしに・・

「大丈夫かい、我が愛しの姫 ☆ ★ ☆・:*:・°',。・:*:♪・°'」キラキラ

・・と、手を差し伸べて来た、正に主人公の美形男子生徒こと太郎〜♪゜゜

そして、手を差し伸べられた、正に主人公の美形女子生徒こと花子〜♪゜゜?? あれ。

手を差し伸べられた・・??

教室で派手にすっ転んだあたしの近くで、軽くコケそうになってた美形女子生徒こと花子〜。

・・に、手を差し伸べた、美形男子生徒こと太郎〜。

その時、教室の中で唯一ひとり、心配そうにあたしを見ていたのが後頭部の映像B。

あたしはその時、気付いたんだ。

あたしだって、どアップ後頭部の映像、エキストラWX ・・だったんだ。 ・・って。

そしたら、エキストラBことあんたが、あたしの中で大量発生しちゃったの。

一匹いたら、百匹は潜んでいると言うものね・・ って、あんたってゴ○ブリ!!

いやぁああ!!!!!! って、往復ビンタを連打連打連打連打連打ぁああ。

っっと、授業中、寝ぼけていたあたしが握り掴んでいたのは、

半失神状態のあんたの髪の毛の束だった・・・・・・。

あたしは校長室に監禁され・・ あんたは保健室へ緊急輸送・・

あ〜ぁあ、エキストラじゃ年忘れNG大賞にも選ばれることないか ┐('〜`;)┌

結局、校長と担任に引き連れられ、保健室にいるあんたに平謝りに行かされると・・

ダイナミックに顔面を腫らせたあんたの、

そりゃ嬉しそうにあたしのことを見詰める瞳に出くわした。

あたしはその時、気付いたんだ。

エキストラなんかじゃない。

あんたとあたしのための物語が、始まっていたことに。


第、323話  秋の気配 (2005.09.04)


秋の気配。

すきなひとと待ち合わせた、まだ青い葉の遊歩道。

すきなひとと見詰め合った、いつもの昼下がりの喫茶店。

すきなひとに震え寄り添った、夕暮れ色のベンチ。

秋の気配。

すきなひとに手を振る、風が揺らぐ並木路。

たいせつなひとに手を振る、風が揺らぐ並木路。

ひとつも大人じゃなかったよね、ふたり。

木々の葉の色さえ直に変わってゆくわ。

・・だから、

小声で、「さ・よ・な・ら・」

もう、逢わない。

秋の気配。

散りゆく日々。


第、322話  一人で歌う歌 (2005.08.28)


「なんか、違って伝わってない??」

聴いてくれる相手すらいない歌なのに、

歌詞を見失っても私は夏の終わりに・・

せみが鳴いている。

せみが鳴いている。

せみが鳴いている。


第、321話  はい!しあわせな気持ち (2005.08.21)


『ぼくのこと好きなこは手をあげてぇ』

・・って、あなたが仰しゃれば、わたしはすぐさま『はい!』って答えられる。

そうよね。 頼みもされてないのに告白するのもどうかだろうから、ね。

その点、あなたから許可されて、権利をもらって、義務とされて、

ならばそんな時こそ、誰よりも素速く『はい!』と答えられる女でいなければ・・ と。

それさえ出来なければ何の為にいままで清くあなただけを愛してきたのか・・ と。

そんな二人の愛の歴史が時代の表舞台から謎の黒ずくめ軍団の手によって、

永遠に闇に葬り去られるような事になってしまっては、余りにも罪深い。

だからいままでどんなに疲れ果てて家に帰って来た日でさえ休む事なく、

”一日三千回はい!”を実行してこれたんだ。

さあ、いつでも来い!! わたしは待っているんだ!!!

あなたの愛しい口元から『ぼくのこと好きなこは手をあげてぇ』っと、

世界の愛の新時代の扉を開くキーワードが発せられるその瞬間を・・

しかしわたしは街であなたがお腹が膨らんだ女性と腕を組んで歩く姿を目撃 (°O°;)

「・・・・・・・・・・」

ならば、第二候補のあなた、おめでとう♪゜゜たった今から第一候補に昇格よぉ!!

もう、わたしにはあなただけなのぉ。

さあ、いつでも来い! わたしは待っているんだ。

あなたの愛しい口元から『ぼくのこと好きなこは手をあげてぇ』っと、

世界の愛の新時代の扉を開くキーワードが発せられるその瞬間を・・・

こりゃまたコイツも腕を組んで歩く姿を |_・;)

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

第三候補だったあなた、おめでとう♪゜゜第二を一気に飛び越え第一候補に昇格ぅ!!

「|o・;)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

・・謎の黒ずくめ軍団による罪過に違いない。。

闇に沈められた”真実”を救い出すことが出来るのは第十八候補だったあなたよ!!

世界の愛の新時代の扉を開くキーワード、今直ぐカモ〜〜ン!!!!!!


第、320話  泣きたくなる (2005.08.14)


『笑顔がすてきだね』って言われた日。

『元気なきみが好きだよ』と言われた日。

いつだって、あなたの好きなわたしでいられた。

ちょっぴり髪を切り過ぎて、冷やかすあなたにペロリと舌を出して戯けた日。

デートに遅刻して『いつもゴメンね』って、あなたの手を握りふたり走り出した日。

いつだって、あなたの好きなわたしでいられた。

・・あの日々を生きた、ほんとのわたし。

想い出に泣きたくなる。

ひとり、部屋の中、泣きたくなる。

・・それだって、ほんとのわたし。

いっぱい髪を切り過ぎたから、ペロリと舌を出して戯けている鏡の中のわたし。


第、319話  雨降るのかな (2005.08.07)


幼馴染みの祐也と今日久々に逢い懐かしい話をした。

そうそう、私、子供の頃、漫画を作るのが好きだったから、

作った漫画を、家に遊びに来た祐也に発見されてはよくバカにされてたんだ。

そんな当時幼かったイジワル祐也がめずらしくも、

ヒロインのおんなのこのキャラが、なんだかとっても好みだったらしく、

マジに読んで帰っていったあの伝説の三話完結の予定が十話完結になった漫画。

『おれが惚れられた男だったらこんなかわいいこはほっとかねーんだけどな』

・・なーんて祐也が最終話で言っていた事、とっても、私、覚えている。

実はね、幼かった私、

そのヒロインの年齢に達した自分をイメージしてアレ描いていたんだよ。

ずっとないしょにしてたけど・・ これからもないしょにするけれど・・

でもハッピーエンドにするはずだったあのストーリー。

最後に強引に失恋で終わらせちゃったのは、

やっぱりそのヒロインは、けして私じゃなかったからね。

最後のシーンで、雨が落ちて来そうな空をじっと見上げていた、あのおんなのこ・・

・・雨降るのかな。

「じゃあね! 来月、祐也の結婚式でまたね!」

・・って言って、手を振って、

祐也と別れた帰り道、私はふいに立ち止まり、

雨が落ちて来そうな空を、しばらくはじっと見上げていた。


第、318話  暑い (2005.07.31)


「貴様は変温動物かぁ! あたいは恒温動物なんだぞ!」

・・と、私。

「こんな暑くては、わしだってたまらん」

・・と、カメレオン。

「デートなんだから手ぇ繋ごうよぉ〜」

・・と、ほざく彼。

「クーラー殿を我が家に残し、歯を食いしばり外出して来ているんだぞ!」

・・と、姫である、私。

「腕を組んで歩きたいのを遠慮して我慢してんだぞぉ〜」

・・と、彼。

「どこか日陰に連れてけぇ」

・・と、カメレオン。

「そうだ!そうだ!」

・・と、和製オードリである、私。

真夏にはどこででもよく目にする事が出来る、

男女とカメレオンのデート風景である。

なぁ〜んて言いながら気がつくと手を繋いで歩いている私と彼。・・と、カメレオン。

だって、デートの時間は早いもので、もう夕暮れ時・・

陽が沈みゆくのも後僅か・・

気がつくと、腕を組んで歩いている、私とカメレオンと彼とひぐらし。

真夏にはどこででもよく目にする事が出来る、夕暮れ時の、

男女とカメレオンとひぐらしのデート風景である。


・・目覚めると病院のベットだったり、熱中症だったり、水分補給が疎かだったり。

ふぅ、あつぅヽ`(~Q~;A``


第、317話  わたし (2005.07.24)


今日、コクられた。

そりゃ、"コクられたいな"と思っていた相手だから、

文句も苦情も罰金も礼金も敷金も発生しないんだけれど。

噂によると奴は某女優好き。

何でも前髪をあげている時の某女優ではなく、

前髪をおろしている時の某女優の大ファンだとか・・

更に噂によると奴は某アイドル好き。

何でも前髪をあげている時の某アイドルではなく、

前髪をおろしている時の某アイドルの大ファンだとか・・

更に更に噂によると奴は冷凍マンモスマニア。

何でも前髪をあげている冷凍マンモスではなく、

前髪をおろしている冷凍マンモスに出合いたいんだとか・・

・・・・・・<"(・"し"・)"> ヾ(・・;*) ??・・・・・・

ふ〜ん。

そんなこんなで、まだコクられた返事はお預けなんだけれど、

とにかく明日からわたしは、今までおろしていた前髪をあげてみる事にした。

さあ、どうするよ!? ベイビー。

わたしはわたしだよ。


第、316話  呼吸 (2005.07.17)


とある田舎の小さな図書館。

いつもの机を挟んでふたりは今日も読書中。

まだ言葉すら交わした事もない・・

最近ここでよく見掛ける、見慣れない学生服を着た少年。

比較的、空いているこの時間帯。

この席の回りにいた人々は何時しか、ふたり消え・・ ひとり消え・・

俯き向かい合う、私と少年。

こんな日が数日ほど過ぎて・・

ふと私は気がついた。

この一週間ほど、少年は何時も私の目の前にいる。

きゃ (〃´艸`)

昨日だって今日だって・・

いや、ただこの席がお気に入りなのだろう;;

私がこの席を毎日好んで選んでいるように・・;;


・・最近、少年の姿を見掛ける事はもうなくなった。


とある田舎の小さな図書館。

比較的、空いているこの時間帯。

慣れないと読書にはきっと耳障りな、館長御自慢の古い振り子時計の音と、

私、ひとりぶんの微かな呼吸の音。

そして、今、私が読み終えた、一冊の本を閉じる音。


第、315話  微笑みかける (2005.07.10)


怒った顔をする理由はない <(`ヘ´#)">

困った顔は困らせてしまう ┐('〜`;)┌

泣き顔なんて見せられない (ノ_<。)

あなたと目が合ったとき・・ (*゜o゜*)

わたしの数秒は わたしの心の中を彷徨い続けて

あなたがいないその場所へ

わたしは・・

やっと微笑みを投げかけている (。ν°*)σ|


第、314話  ずきーんずきーん (2005.07.03)


ずきーん

こ、この症状って・・

ずきーんずきーん

ねえねえ、びょ、びょーきだよね・・ これ、ふつう・・

ずきーんずきーんずきーん

ちょっと、あんた、あたしの手首の脈を診てくれるぅ!?

ずきーんずきーんずきーんずきーんずきーんずきーん

・・あたしのおでこの熱はかってくれるぅ!?

どっきーーんどっきーーんどっきーーんどっきーーんどっきーーんどっきーーん

ちょっ、ちょっとぉー、あんたって病原菌ぅ??

あんたって害虫?? あんたって野糞ぉ?? あんたって冷蔵庫の中の発掘食品??

きゃっ♪゜゜、うそうそ〜。。

じゃ〜あ、ためしにちょっとあたしをお姫様だっこしてみてくれるぅ;?;?

どっきーーんどっきーーんどっきーーん;; ♀

どっきーーんどっきーーんどっきーーん;; ♂

う、うつしちゃった?? あたしのびょーき!?


『・・でさ、こんど、花火大会いっしょに行こうね ♀』

『・・あい ♂』


シュルシュルシュル・:*:・°' ドーーン♪゜゜・°' パチパチパチ・:*:*:


ひとはこの計画的犯罪を”乙女の野望”と呼び語り継ぐ事であろうヾ(*^m^*) のほほん


第、313話  おーい (2005.06.25)


「おーい、わたし・・」

臨時休業するよ。。

三年間、わたしの人生で主役の座に居座っていた”恋”に。

さてと、ならば未来のシュミレーション。。

新装開店、いらっしゃい!

虹の下で御来店お待ちしております。

・・なんて。

「おーい、わたし・・」

その出逢いの頃までには、今までになく最強の、素敵な笑顔が必要なんだ。

わたしがわたしの愛せる顔を、愛すべきひとにも是非捧げるんだ。

終わりのない恋の物語をスタートさせるために。

「おーい、わたし・・」

取り敢えずは無期限で涙目のおバカさん。


第、312話  突然あなたと話したくなる (2005.06.19)


既に一人暮らしの経歴は黒帯の域に達している。

これが極真カラテであれば世界大会レベルであろう。

茶道の本流を受け継いだ者だとするならば、

そろそろ千利休マスクとしてプロレスデビューをしてもいい頃だろう。

仮に私が昭和の歌姫であったならば、美空猫ひばりか山猫口百恵クラスよ。

観る気もないテレビの音をBGMに、読み飽きた週刊誌を読み返してたりするわよ。

お風呂から出てお布団に潜りこんだら、また一日が終わるってものよ。

達人とは得てしてシンプル・イズ・ベストよ。

散らかり放題の家の中で毎朝を迎えるのが通なのよ。

・・いままでは、だ。。

あなたとした会話のつづきが私の中で出口を探し続けている。

土日は逢えないから、長くながく、出口を探し続けている。

あなたには必要のまったくない会話のつづき・・

一人、部屋の中、突然あなたと話したくなる。

これが極真カラテであれば世界大会に千利休猫姫マスクとして・・


第、311話  正確に時は刻まれている (2005.06.11)


昨夜、届いた、あなたからの『あいたい』と言うメール。

結局、わたしからは出せなかった『あいたい』と言うメール。

正確に時は刻まれてきた。

正確に時は刻まれてゆく。

恐らく、もう二度と交わされる事はない・・

あなたからわたしへの『あいたい』

わたしからあなたへの『あいたい』

ふたり、今、見詰め合ったまま、時は止まっているふりをした。


第、310話  晴れの日 (2005.06.05)


"毎日、雨が降ってばかりいたから・・

晴れバレとした気持ちがとても新鮮なのです。"

そう、アイツにメールを出したら、

鼻で笑っているアイツの顔がテレパシーで返信されて来た!?

いいんだ! いいんだ! へっちゃらだよ!!

雑草だって構わないから、でも雨は必要なんだよ。。

そう考えたら不思議に、ぱぁっと晴れたんだよ。。

雑草だって、おてんとうさまは必要なんだよ。。

でもすぐにまた、雨は音をたてて降り出すと思う・・

晴れていても雨降りでも、ふたりで咲かせた一輪の花の前で、

いつもじっとわたし、動けずにいるから・・

もう花占いすら出来ない、一枚きりの花びらが残る花の前で、

いつもじっとわたし、動けずにいるから・・


第、309話  真相 (2005.05.29)


さて、恋をしてしまった。

私はいつだって、ひとを好きになると壊れた。

破片が足下に散らばっていた記憶が微かにあるから・・

だから想いを寄せたひとは誰も私から離れてしまったんだと思う。

きっとバカな女なんだよ、私。

果して私はどこから壊れゆくのか。

さて、恋をしてしまった。

迷いなんて無かった。

振り向いてほしいと思った。

そばにいてほしいと思った。

抱きしめられたいと思った。

嫌われたくないと思った。

いつも笑顔がほしかった。

・・壊れた。

破片が足下に散らばっていた。

”あ・い・さ・れ・た・か・っ・た”

その言葉を広い集め、きつく抱きしめた時、

私は突き刺さるその言葉の痛みに、壊れるほどに泣いた。

そして、記憶なんていらないと、願った。


第、308話  花束 (2005.05.22)


喧嘩別れじゃなくて、よかった。

「さよなら」が言えて、よかった。

まだ愛している気持ちに誇りを保てて、よかった。

ホントにそれで構わなかった・・??

そう思う事は、この先あるのかも知れない。

でも・・

『ありがとうございました。』 ・・と。

二人で過ぎて来た日々に、自力で脱出が出来るうちに。


第、307話  片付け率40% (2005.05.15)


忘れてしまわなければならないことは忘れてしまおう。

辛くなる想い出は一つ残らず片付けてしまおう。

泣きたくなる毒素は、明日へ生きる私の敵である。

"後悔" ヾ( °°)ノ ⌒@ ポイッ!

"期待" ヾ( °°)ノ ⌒@ ポイッ!

"**" ヾ( °°)ノ ⌒@ ポイッ!

・・残り60%。

あなたとのサヨナラを乗り越えるために、あなたとの笑顔の記憶がまだ必要な私。

片付け率40%。

心の中は、未だ、あなたが山積みで散らかり放題。


第、306話  キライなモノ (2005.05.08)


朝からずっと降っていた。

洗濯物も乾かない。

部屋の中がジメジメする。

・・あまり好きじゃない。

キライなモノ

果汁の味もないサイダーの飴。

何やらカチカチと騒いでいる、安物の掛け時計。

・・唄を忘れた、私の携帯電話。

行き場を失ってしまっている、インターネットサーフィン。

効果の"こ"の字も残してくれなかったヨレヨレのダイエット本。

左右は反転するくせに、すっぴんで泣き顔をそのまま映すデリカシーに欠ける鏡。

料理の腕もないくせに平気で料理を作って出していた自分。

性格地味なくせに、センスないくせに、いつも着飾って出掛けていた自分。

大雨な日でも、約束のデートの中止を絶対許さなかった自分。

こっそり、携帯電話のリダイヤルをチェックしていた自分。

わかってたけど・・ わかってたけど・・ あの頃から、わかってたけど・・

センサーの感度がいつも鈍っていた、私の恋愛観。

自分ひとりで書き綴っていた、Webのレンタルの、交換日記のパスワード。

何度となく押し続けていた、あのアパートの、あの部屋の、呼び鈴。

普段、冗談なんて言うことはなかった、あなたからのサヨナラメール。

決して、ふたり、行くことはない、海外旅行のパンフレット。

何年かぶりに買っていた、履きたかった、ひざたけのスカート。

カフェインの効果を何気に自慢げに真似している、薬局で手に入る軽い睡眠薬。

・・そんな日の夜の情けない静けさ。


第、305話  私が選択してるコース (2005.05.02)


ただ静かに、久々に泣いてみた。

「眠れなかったから」 ・・なんて理由じゃない。

多分、予定通りの私の今。

彼と出会った時・・

「彼を好き」だと気付いた時・・

私が選択するしかなかったコース。


第、304話  何かが変わる。 (2005.04.24)


三日前のわたしのWeb日記には、“彼の事が好き・・”

二日前のわたしのWeb日記には、“彼の事が好き・・”

今日、今、出来立て書き立てのWeb日記には、“彼の事が好き・・”

ちなみに、、

一月前の・・“彼の事が好き・・”

二週間前の・・“彼の事が好き・・”

ついでなんだけど、、

一年前・・ “彼の事が好き・・”

半年前・・“彼の事が好き・・”

春夏秋冬・・“彼の事が好き・・”

過去も未来も季節もないんかい、このわたしの恋心って O(`ヘ´#)"O

不器用なんだろうか・・ アホなんだろうか・・ 放置好きなんだろうか・・

でさ、、転校するんだってさ、彼。。┐('〜`;)┌

・・うわぁあああ、反則だってぇええヾ(>_<。)。oO

プロレスのレフリーでさえ、慌てて試合止めるってぇええ (ノο°)ノ

どうしよう・・o(´^`)o どうしよう・・o(´^`)o どうしよう・・o(´^`)o

翌日、学校にて、わたしは彼に、わたしのWeb日記のアドレスのメモを手渡した。

彼がそのアドレスを内緒にしててくれようが、みんなに言い触らそうが、構わなかった。

そして、たぶんこれが最後になる日記に書き込んだ言葉は、

“〈彼〉とはすべてあなたの事です。”

何かが変わるのかも知れない。 変わらないのかも知れない。

ただ、わたしがこの我が恋に、今までで一番してあげられた精一杯。


次へ    戻る

HOME.jpg

☆ 無断転載使用禁止 ☆ (C)copyright "横浜マタタビバージョン" all right reserved